「いだだだだ~っっ痛いっ」
食事中、それはそれは
けたたましい声をあげる息子。
息子は、肉やマグロを食べている時、
なかなかの高確率で、口の中を噛む。
誰のせいでもないにも関わらず、
あたかも被害者ぶり、
とにかく、騒ぐ。
明日、地球が滅亡するというのなら、
息子に往復ビンタをくらわした後、
噛んだ傷口に、わさび を塗ったくってやりたい。
そんな 感情が芽生えるほど、騒ぐのだ。
そして、何か大事な予定があっても、
「口の中噛んで痛いから行かない」と言う。
殺意すら覚える。
しかし、そんな時、私は、私の心を殺す。
「痛いよね~ 」
「可哀想~ 」 などなど、
口からヘドロが出そうになるのを抑えつつ、
同情してあげるのだ。
すると、コレが何よりの特効薬となり、
痛みを我慢してくれる。
高額 な食べ物の時ほど、口内を噛み、
「もう食べないっっ」
というから、殺意が芽生えるのは仕方ない。
昨晩も、すき焼きの時、
口内を噛み、大騒ぎしたので、
同情してあげたら、
20分位して、
「お腹空いちゃった、、、、」と。
「お腹空くよね~、もう少し口の中落ち着いたら、温めなおそうか 」と、
私は、
天使のようなセリフを吐く。
先ほど、あんなに騒いだくせに、
恥ずかしげもなく、
ご飯を大盛3杯たいらげ、
そして、何事も無かったのように、
「傷口ふさがった」と。
カオス。
そして私は無。
無の境地。
では、皆様は、無になることなく、
楽しい週末をお過ごしくださいませ
我が家は終末。
またね~っっ