さあ、残すは、あと1つ!
もう1つしかないなんて

…
フワッ
それはあまりに一瞬だった
爽やかな風が通り抜けた
もうそろそろ空気が湿った季節がやってくるのだろう
それを忘れさせるくらいのさっぱり感
つまり
夏
カラッとした夏
部屋の窓を開けて
扇風機を強めにかけ
片手にはうちわ
アイスコーヒーかはたまた麦茶か
どちらでもレモンに合うだろう
暑さを忘れさせてくれるような
フワッ
…
いつの間に完食
再び今日という日に戻ってきた
夏はもう少し先だ
れもん入りクリームが私を涼しい夏に連れて行ってくれた。
終