今日、会社で先輩がお話してくださった言葉がとても心に響いたのでブログに残したいと思います。
先輩の友人がご病気でお亡くなりになったことがきっかけで、
自分のこれからの人生の在り方を考えたそうなのです。
こんな風に突然命が尽きるかもしれない毎日を、
1日1日全力で生きたい。
1日1日を満足して終わりたいと話されていました。
では、自分の中の「満足」とは何なんだろう?と先輩は考えたそうです。
自己満足ではなく、他者にかける言葉を通じて満足したいとおっしゃっていました。
先輩自身も、仕事を通じて上司や同僚からかけられた何気ない一言に、勇気づけられたり
活力がでたり、自分の得意分野に気づけたり、転換するポジティブなきっかけになったそうです。
今度は自分がそんな温かい言葉、「ちょっとした褒め言葉」を周囲にかけていきたいと話されていました。
先輩曰く、「『他者を幸せにすることで自分の幸せを感じる』そしてそれが自身の満足につながる」そうなのです。
この話を聞いて私は、
他者の幸せを通じて自分の幸せを感じられる先輩をすごく素敵だなと思いました。
それと同時に、「子に向ける親の無条件の愛」とかに近いのかな~と感じました。
私には幼い息子がおりますが、自分の子どもが幸せだと無条件で私も幸せだな~と感じるからです。
そしてその後ふと思い出したのが、
「慈悲の瞑想」です。
独身時代にヨーガ療法士の勉強をしていた際に学んだことがキッカケです。
この瞑想は、仏教の瞑想の一種で、
自分や他者に対して慈悲のフレーズを唱えるとてもシンプルな瞑想です。
この瞑想のすごいなと思うところは、
「自分が嫌いな人」や「自分のことを嫌っている人」に対しても慈悲のフレーズを唱えるところです。
最終的には「生きとし生けるものすべて」に慈悲を・・・といった感じで、他者との境界線がなくなっていくものです。
先輩が言っていたことって、この感覚なのかな~
と感じました。
私自身はまだまだ、承認欲求が捨てきれず「私が私が~もっと褒めて♡」と思う時が正直あります![]()
でも、いつかこんな風にボーダーレスな無条件の慈悲の心を持てるよう日々修行中です。
行きたかった近所のカフェにようやく行けました♡
