ぼくは四年生の九月に野田塾に入塾しました。
東海中学に通っている兄を見て、東海中学を志望校に決めました。
塾は楽しかったので通っていましたが、勉強をすることが嫌いで、家では自分からやることはほとんどありませんでした。
五年生の終わりごろから少しずつ自分で勉強ができるようになりましたが、友達と遊びたいという気持ちに負けてさぼってしまい、勉強がなかなか進みませんでした。
六年生の二学期からは東海の過去問をはじめましたが、時間をはかって一人で解いているときに、泣いてしまうこともありました。
年が明けてようやく「あと少しだから頑張ろう」という気持ちになりましたが、名古屋中学の入試の三日前に胃腸かぜにかかり、39.8度の熱が出てしまいました。
当日は校門の前まで行ったけれど、頭がクラクラしてお腹の調子も悪く、受験をやめて家に帰ってきました。本命の東海が初めての受験になってしまうことに不安もありましたが、体調を万全にしようと考え、残り一週間を過ごしました。
受験当日は緊張しましたが、朝応援に来てくれた植田先生の言葉で自信がついて、落ち着いて試験を受けることができました。
このように挫折しそうになりながらも合格することができたのは、周りの人の支えがあったからだと思います。野田塾の先生のおかげで、僕も塾の先生になって、子供たちに教えたいという夢ができました。
本当にありがとうございました。
野田塾中学受験部 052-930-1120