息子が35歳まで発達障害と気づかなかった母です。

息子の記録を残すためにブログをはじめました。

今は、前向きに楽しく暮らしています。

 

 

猫のゆずちゃんが亡くなりました。

20歳でした。

人間でいうと、96歳になります。

 

調子が悪くなり病院に連れては行きましたが

できることはないと言われました。

 

声が出なくなり、目が見えなくなり、

食べなくなり、水も飲めなくなり、

歩けなくなり、おむつをしていました。

その為、家族みんなで介護をしていました。

日に日に悪くなっていきました。

 

ゆずちゃんは、息子が不登校の

時に家にきました。

 

私が仕事から帰ると、いつも息子の

膝の上で寝ていました。

息子と毎日一緒でした。

 

息子が10年ぶりに動き出してから、

息子の味方の祖母そしてゆずちゃん

続けて亡くなりました。

 

もういなくても大丈夫と息子に

言っているようにも思います。

安心して亡くなったかのように思います。

 

息子は潔癖症であり、神経質です。

その息子が亡くなったゆずちゃん

を撫でていました。

 

目もつぶらせてくれました。

これにはビックリしました。

ゆずと声もかけていました。

自分からするのをはじめてみました。

 

息子は言葉や本では得ることのできない

大切なことを得たと思います。

 

命の大切さや、頑張って生きようとする

姿を見て何か感じたはずです。

 

息子の感情が動いています。

よくいつも冷静だと言われます。

 

それにどんなことでも息子は

他人事のように見ていると

感じていました。

 

これも発達障害の息子の

特性ではと思っていました。

 

息子は変わりました。

行動を起こすこともそうですが。

大人になったように思います。

 

息子は前頭葉が短いので、

幼稚であると言われていましたが

成長しているように見えます。

 

動物は癒しでもあり、守らなければ

いけない存在でもあります。

 

息子も一生懸命にお世話を

していました。

最後にやっとゆずちゃんに

恩返しができました。

 

ゆずちゃんの火葬と埋葬は

息子も行きました。

 

今でもまだ、いるような気がして

いつもいた場所を見てしまいます。

 

息子もそういっていました。

それだけ息子にとっては

大きい存在でした。

 

人や動物が亡くなると、悲しいし

苦しいです。

これも乗り越えなければと思います。

そして成長させられるのかと思います。

 

しばらくはゆずちゃんの

思い出話を家族でしています。

 

息子もゆずちゃんの写真をたくさん

ラインで送ってくれました。

 

たくさん撮っていたことに

ビックリしました。

2人の絆を感じました。

 

ゆずちゃん20年間ありがとう。

おつかれさま。

後は大丈夫なのでゆっくりしてね。

 

 

 

つづく・・・

 

 

読んで下さりありがとうございますニコニコ