息子が35歳まで発達障害と気づかなかった母です。
息子の記録を残すためにブログをはじめました。
今は、前向きに楽しく暮らしています。
息子が就労支援B型事業所に
行くようになって、1年3か月です。
少しづつ変化が見えてきました。
私がいないときピンポーンとなりました。
今までは無視をする息子が
出たようです。
それに、はい、はい、と声が
聞こえてきたようで、
娘がビックリしていました。
お兄ちゃん、変わったねと。
いつも返答が遅い息子には、
黙っているよりはハイと返事した方が
いいよと言っていました。
家から出てきた人が、何を言っても
黙っていたら、相手も怖いです。
ハイと言えばいいというのをそのまま
頭に入れているのでハイは
答えられるようです。
浄化槽の点検の方でしたが
対応できたようです。
人とかかかわる事を
少しづつするようになりました。
ほしいものがあれば、一人でさっさと
出かけて買ってきます。
それも自分のお金で買うように
なりました。
自分で、お金を持つということは、
精神的にも余裕が出てきます。
自由にほしいものを買うことが
できるのが良かったのかな。
それに歯医者にも自分のお金で
行くようになり
今は定期的に検診に行きます。
10年位行っていませんでした。
聞いてみると、歯医者はじっとして
いないといけないので
行かなかったと言います。
じっとしているのが苦手ですが
薬のおかげかいろんなできることが
増えてきています。
そして事業所の方のおかげでも
あります。
家族では難しかったことが、
他の人の助けを借りるとで
変わってきました。
自分から話してくれることも
多くなってきました。
日本代表のサッカーを見ているときは
時々立ち上がりながら見ています。
大谷選手の時もそうです。
そういえばフィギュアスケート
も観ています。
こんなに人を応援する感情が
あるのかと知りました。
今までは見ることもなかったのに。
なぜかスポーツは自分の部屋ではなく
リビングの大きいテレビで見ます。
画面が大きいほうがが迫力あるから
でしょうが、その長い間私も
一緒に見ることになります。
その時間は同じ空間を共有している
ので、いつもよりは多く話してくれます。
暗い性格と思っていたのですが
実は明るい性格なような気もしてきます。
意外とポジティブなところもあります。
私のほうがネガティブなのかも知れません。
私も変わりました。
発達障害をすべて理解してはいませんが
特性を知り、対応できるようになりました。
苦手としていることを責めず、
得意なところはほめてあげる
ようになりました。
以前は逆で、苦手なことを直そうとして
得意なところは当たり前としていました。
あと、1個人としてみるように
しています。
私が思う理想の息子にあてはめないで、
このままの息子を認め、一方的にならない
ようにして、話し合うようにしています。
家族4人で会話をする時間も増えました。
家の事これからのこと、事業所でのことなど
日常的なことなど話します。
そういう会話から知ることも多いです。
まだまだ先は長いですが、
20年たって得られた平凡な日常です。
今は心穏やかに接して、自分も
精神を安定させて病気にならないように
することかなと思います。
つづく・・・
読んで下さりありがとうございます