先日寝る前に、寝付けない娘が
「なんかちょっと気持ち悪い気がする」
と私に言った。
症状を少し詳しく聞いて、
表情をみるに緊急性はなさそうだったので
とりあえずトイレに行かせて、
その間に万が一の時に備えてビニールをかけた
洗面器をベッド傍に持ってきた。
娘は「多分使わないと思う」
「朝まで無事に寝られるといいなー」←笑
と言いながらすやすや寝てしまった。
寝直してからの寝つきが早かったので、
きっと朝まで大丈夫だろうと安心した。
そろそろ寒くなって、胃腸炎なども
怖い季節になりましたからね。
リビングに降りて夫に一件を話した。
「眠れてよかったねー」
「きっと大丈夫だと思うよ」
などと ふたりで会話し、
私は言おうかどうか迷ったけれど
夜中のテンションで
「娘は偉いね、ちゃんと具合が悪い時は言えるから」
「私は言えなかった……」
そこまで言うと、情けないが
途端に涙が溢れた。
「具合が悪いと言うと、怒られたから…
言えなかった……泣」
たったそれだけを、夫に話すのに
泣けて泣けて
ただ今まで誰にも話してこなかった
私の母に対する気持ちが
ようやく最近になって
少しずつ解放されているんだろう
子供と夫のおかげである………
私は絶対、子供が体調不良を訴えた時
まずは「大丈夫?」と声をかけようと
かたく誓っているのです
(そもそも怒る気持ちにはなれませんが…)