・・・   旅と映画とB級グルメ と ちょっと本 のブログ -34ページ目

・・・   旅と映画とB級グルメ と ちょっと本 のブログ

 ...........   旅と映画とB級グルメ とちょっと本 を紹介しています
 ...........    旅の 思い出と 東欧 トルコの映画 の紹介と本の紹介

トマス・ヴィンターベア監督

映画

乗艦員118名を乗せた原子力潜水艦クルスクは軍事演習のため出航するのだが、艦内の魚雷が突然暴発、凄まじい炎が艦内を駆け巡る。次々と命を落とす惨状に直面したミハイルは、爆発が起きた区画の封鎖を指示し、部下と安全な艦尾へ退避を始めるが、艦体は北極海の海底まで沈没し、わずか23名だけが生き残った。
 海中の異変を察知した英国の海軍准将デイビッドは救援を表明するが、ロシア政府は沈没事故の原因は他国船との衝突にあると主張し、軍事機密であるクルスクには近寄らせようとしない。乗組員の命よりも国家の威信を優先する政府の態度に、ターニャたち家族は怒りを露わに抗議する。酸素が徐々に尽きていく中、果たして愛する家族のもとへ帰る事はできるのだろうか──

事故の記録より

2000年8月12日に、ロシアの原子力潜水艦クルスクはバレンツ海での演習に参加。その後通信が途絶えた。ロシア時間の午前11:29にノルウェーの地震研究所やその海域にいた他国の潜水艦などが爆発を探知しており、その後11:31に2度目の爆発が探知されている。11:44に3度目の爆発を探知したという報告もある。翌日水深108mの海底で発見されたが、悪天候、脱出用ハッチの破損などのため救出作業が難航し、16日になって他国の援助を受け入れた。21日には後部脱出用ハッチが開かれたが、潜水艦内全域に浸水が及んでいて、生存者がいないことが発見された。その後ノルウェーが周辺の海水を分析しているが、放射能漏れはなしと報告されている。

事故当初は、ロシア側は他国からの救済援助は必要なしとしていたが、悪天候などにより作業が難航し、16日にプーチン大統領は当時の米国大統領であったクリントン氏との会話の後、他国からの援助を受け入れるよう命令を下した。19日にイギリスからの救援隊が到着し、21日にノルウェーとイギリスの合同作業で後部脱出用ハッチを開くことができた。

ロシアとアメリカの企業のノルウェー支社Halliburtonが契約費用580万ドルで合同で引き上げ作業に取り掛かることになり、作業は10月20日から始まった。船体に8つの穴を開けてそこからダイバーが中に入るという計画であったが、内部の破壊度がひどいことや悪天候など危険が多すぎるため、11月7日にこの作業は打ち切られた。12人の遺体、被害者が書いた手記が引き上げられた。