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著/マイケル・モーパーゴ 訳/杉田七重

 

イギリスの少年 ヴィンセントが部屋に飾っている、同じ名前の画家の作品が落下してきた事により、祖父母のメッセージを見つける。そしてカマルグを訪れたが途中で倒れてしまう。ロレンゾとケジアによって助けられる。ロレンゾは、発達障がいを抱えながらも動物と心を通わせたり怪我を治す不思議な力を持つ。ロマ(ジプシー)のケジアがロレンゾと出会った経緯など、夫婦ではない2人の半生を語り出す。▷第二次世界対戦で敵国の伍長が情報をもたらすのが不思議だが、それよりもメリーゴーランドとフラミンゴの情景が浮かぶ作品。

 

作品の舞台は カマルグ湿原

南フランスの都市アルルから、二又に分岐するローヌ川。そこから地中海に向けて広がる広大なデルタ地帯「カマルグ湿原地帯」は、ヨーロッパで最も美しい自然の聖地と言われ、生物圏保護区としてユネスコにも登録されています。フランス唯一の水田や、放牧された牛、数々の野鳥、カマルグのシンボルとも言われる半野生化した白い馬たちが共存する尊い大自然の中、細く長い足で悠々と歩く、ピンク色をした野生のフラミンゴの群れ。カマルグ湿原地帯はを訪れるフラミンゴの数は2万羽~4万羽にのぼり、ヨーロッパでも有数のフラミンゴの飛来地として知られています。

 

第二次世界大戦1944年になると フランス南部はフランス民兵団によってユダヤ人やロマ収容が強化されている。 ナチスは障害を持つ子供たちも標的にしていた時代です。

ロマ(ジプシー)のケジアとロレンゾがそんな中で生き延びたのはロレンゾの不思議な能力動物を癒し癒され心を通わせてケガを治せる力を持っていたからですね。

 

敵国のナチス伍長は人の親であり教師であり、子供たちを導く心をもっていたので、彼らを助ける行動にでる。ロレンゾだけが彼の共感することができたのです。

 

フランス民兵団の話などはやっぱりフランスの作家の作品には登場しにくい話ですね。

 

イギリスの少年が旅で出会った。何か?

楽しめる作品です。