オインカン・ブレイスウェイト著, 粟飯原 文子 翻訳
ナイジェリア首都ラゴスの看護師コレデが妹の殺人の後始末(3人目!)をするぶっ飛んだ場面から引き込まれる。美しい妹は罪悪感も後悔も計画性もなく殺人を犯し、姉が必死で隠蔽する。ブラックな感じとどこかポップで乾いた文章が相まって不思議な印象を受ける。姉が引かれていた医師が妹に魅了されてしまい、更に看護師コレデは犯行の一部始終を告白していたこん睡状態の患者が目覚めてしまうことで物語は大きく動いていく。姉妹の共依存の背景にある家庭環境やナイジェリアの男尊女卑社会も描かれ面白かった。
病院で雇われている人々が仕事を首にならない程度にしか仕事をすることはない。ナイジェリアの人々。
姉妹の父親は家庭内暴力を振るう独裁者である。それに耐える母親を助ける為に姉妹はなにをしたのか?
物語のなかで彼が何故とうじょうしないのか?
姉妹のトラウマが
ラストの唐突に終了する感じはちょっと残念な印象ではあるが。
