繁殖に向いた犬と向いてない犬の違いって?? 繁殖犬に関する個人的考察2
前回の続きです。
一般人が犬を求める時はとにかく自分の目を養って、
情報を収集するほかにないですが、(ブリーダーの人柄含め)
そもそも「繁殖犬」という基準はなんなの?に迫ってみたいと思います。
まず多くの繁殖犬(含む候補生)の晴れ舞台、
本来のドッグショー(のぞく、ジャパーン)では
けっこう厳しく「スタンダード(犬種基準)」を見ます。

中央のおばちゃんジャッジ、じーっと見つめる真剣な場面@Crufts
歩き方(歩様)審査、行ったり来たり、右から左から。
審査員(イギリスの場合はブリーダージャッジが多い)は
横から見て、真正面、真後ろからじーっと見ます。
前後しますが、直接頭から尻尾にいたるラインを触ってチェック、
♂の場合はタマタマもチェック(両方きちんと降りてないのは失格)
さらに口をむんずと明けて「歯」や「目」をチェック。
さらに触る過程で噛み付く犬はご退場、
シャイな犬は選ばれない…
個別審査と他の多くの犬との比較審査が行われ、
厳しい審査によって「チャンピオン犬」たちが誕生していきます。
スタンダードには「~が望ましい」という表現のものから
「失格」という表現のものまで時に細かく、時に曖昧に定められています。
たとえばジャックラッセルテリアであれば
「特に重大な欠点」として以下の要件が挙げられています。
(a) Lack of true Terrier characteristics
(b) Lack of balance, i.e, over exaggeration of any points
(c) Sluggish or unsound movement
(d) Faulty mount.
他、歯は「シザーズバイト」という噛み合わせが望ましいとされ、
欠点はアンダーバイト(下の歯がはみ出ている)、
オーバーショット(上の顎が出過ぎている)etc,
欠歯(生まれつき歯が欠如。元猟犬種のため、狩猟中の事故による欠歯はOK)は
大きな欠点として扱われます。
目の形、毛の質感、足の角度、全体のバランス。
その犬種が性格を含めてその犬種らしく、
健全な心身を守り続ける役割が本来のスタンダードです。
(行き過ぎスタンダードについては次回あたり…)
多くのブリーダーはこれにより近づけるために、
時間をかけて丁寧にブリーディングを行って行きます。
(ただし、時間とともに微妙にスタンダードも
変わって行くので常にブリーダーとクラブ、密な情報の相互交換が必要)
そしてシリアスブリーダーたちも繁殖犬として使う犬たちを厳しい目で見極め、
難点のある犬は繁殖から外し一般家庭へペットとして譲渡します。
見る目のあるブリーダーなら明らかなペットタイプは8週間~10週前後で、
その中から見込みありそうな候補犬は
半年前後(大人の歯への生え変わり時期まで待ってから)見極めて
一般家庭へ譲渡する犬、キープする犬を決めるようです。
ブリーダーによって求める目的は違うし、好みも違いますが
スタンダードの下限レベルは最低限維持した上で
遺伝性疾患などにも気を配りつつ、
自分好みの理想の犬を作っていくという役割を持つのが
シリアス・ブリーダー、シリアス・ホビー・ブリーダーです。
そこで生まれる問題はその「厳しい目」は人によって基準が違うという点。
そこにセンスや、犬に対する倫理観にかかってくるところです。
次回へ続きます。

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一般人が犬を求める時はとにかく自分の目を養って、
情報を収集するほかにないですが、(ブリーダーの人柄含め)
そもそも「繁殖犬」という基準はなんなの?に迫ってみたいと思います。
まず多くの繁殖犬(含む候補生)の晴れ舞台、
本来のドッグショー(のぞく、ジャパーン)では
けっこう厳しく「スタンダード(犬種基準)」を見ます。

中央のおばちゃんジャッジ、じーっと見つめる真剣な場面@Crufts
歩き方(歩様)審査、行ったり来たり、右から左から。
審査員(イギリスの場合はブリーダージャッジが多い)は
横から見て、真正面、真後ろからじーっと見ます。
前後しますが、直接頭から尻尾にいたるラインを触ってチェック、
♂の場合はタマタマもチェック(両方きちんと降りてないのは失格)
さらに口をむんずと明けて「歯」や「目」をチェック。
さらに触る過程で噛み付く犬はご退場、
シャイな犬は選ばれない…
個別審査と他の多くの犬との比較審査が行われ、
厳しい審査によって「チャンピオン犬」たちが誕生していきます。
スタンダードには「~が望ましい」という表現のものから
「失格」という表現のものまで時に細かく、時に曖昧に定められています。
たとえばジャックラッセルテリアであれば
「特に重大な欠点」として以下の要件が挙げられています。
(a) Lack of true Terrier characteristics
(b) Lack of balance, i.e, over exaggeration of any points
(c) Sluggish or unsound movement
(d) Faulty mount.
他、歯は「シザーズバイト」という噛み合わせが望ましいとされ、
欠点はアンダーバイト(下の歯がはみ出ている)、
オーバーショット(上の顎が出過ぎている)etc,
欠歯(生まれつき歯が欠如。元猟犬種のため、狩猟中の事故による欠歯はOK)は
大きな欠点として扱われます。
目の形、毛の質感、足の角度、全体のバランス。
その犬種が性格を含めてその犬種らしく、
健全な心身を守り続ける役割が本来のスタンダードです。
(行き過ぎスタンダードについては次回あたり…)
多くのブリーダーはこれにより近づけるために、
時間をかけて丁寧にブリーディングを行って行きます。
(ただし、時間とともに微妙にスタンダードも
変わって行くので常にブリーダーとクラブ、密な情報の相互交換が必要)
そしてシリアスブリーダーたちも繁殖犬として使う犬たちを厳しい目で見極め、
難点のある犬は繁殖から外し一般家庭へペットとして譲渡します。
見る目のあるブリーダーなら明らかなペットタイプは8週間~10週前後で、
その中から見込みありそうな候補犬は
半年前後(大人の歯への生え変わり時期まで待ってから)見極めて
一般家庭へ譲渡する犬、キープする犬を決めるようです。
ブリーダーによって求める目的は違うし、好みも違いますが
スタンダードの下限レベルは最低限維持した上で
遺伝性疾患などにも気を配りつつ、
自分好みの理想の犬を作っていくという役割を持つのが
シリアス・ブリーダー、シリアス・ホビー・ブリーダーです。
そこで生まれる問題はその「厳しい目」は人によって基準が違うという点。
そこにセンスや、犬に対する倫理観にかかってくるところです。
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