index-禁書目録ss

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禁書目録などの二次創作を書いております。

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うだる様な夏の日照り、迷惑を考えないセミの鳴き声。

これらの条件がそろった時、夏と言う本格的な猛暑が始まる。


そんな中、学園都市在住の高校一年生上条当麻はうだっていた。



「あ゙ぢ~~っ…」



と上条は団扇をパタパタと仰ぐと、上条の髪の毛は一本一本ふわふわとしなる。

その横のベッドでぐだーっと寝転がってい修道服の少女

インデックスは言うなればオアシスと言う名の扇風機を独占していた。



「・・・とうま、アイスー」



「昨日インデックスさんが食べてもうねーわ!!」



「・・・残念かも」



とインデックスは汗を拭いながら、横ですやすや寝てる三毛猫スフィンクスをぐいっと引き寄せた。



「にゃぁーっ!?」



「スフィンクスはいいよね、何だか涼しげで…」



「にゃ?」



とスフィンクスが顔をしかめると自分の前足をペロペロと舐める。

そこで上条が 仕方ねーな と呟くと財布を持って玄関に移動する。



「とっ、とうま!?何処行くのかな!?」



「決まってんだろ、アイス買いに行くんだよ」



「とうま太っ腹かも!スフィンクスー」



「にゃぅ~」



ぐいっとスフィンクスを掴むと自身の修道服の中に入れる。

するとうまいことにスフィンクスが襟と襟の間から顔を出す。



「んじゃ、行くか」







「ねぇとうまー」



「ん?」



と歩きながら会話をする。

妙にインデックスの顔が嬉しげになっている。



「できればあれが食べたいかも」



と指を指し示す、その方向を上条が目で追う。


『5分で完食したら無料でございます!!』という広告の下にバカでかいパフェのサンプルがたたずんでいた。


ともう一つ横に『さらに3分以内であれば10万円分の食事券をプレゼントを差し上げます』という文字があった。



「お前…そういや大食い…じゃなくてブラックホールだよな」



「…ブラックホールってどういう意味なんだよ」



ジリジリと上条を睨む。



「よし、お前ならいける!!」






「ふ…流石の私でもお腹いっぱいかも」



とお腹をさする、もちろん食べ残してはいない。

だが、店員は顔を青ざめながら驚愕を露わにする。



「0:57……10万円分の食事券でございます!!!」



「はぇ・・・?」



まさか…と思いながらも上条はひそかに思う。



「ひふみと・・・ってだぁあああああああああああああッ!?マジかよ!?いてっ!!!」


と上条は嬉しさのあまり肘を椅子の角にぶつける。

だが、そんなのはお構いなしに10万円分の食事券をもらうと店を出る。


「いやー、上条さんびっくりしましたよ!インデックスナイス!!!」


とインデックスの頭を優しく撫でる。


「ふぁっ///それほでもないんだよ///」


と顔を赤くさせるとインデックスはうつむく。


「やばっ信号青だぜ」


と上条は慌てると信号を渡ろうとした。


その時!!!!



ガンッ!!と飛び出してきた運搬トラックが諸に上条を吹き飛ばした。

6m程ノーバウンドで吹き飛ぶと上条は道路の真ん中でぐったりとした。


「…え?…とうま…?」


ひらひらと10万円分の食事券が落ちてくる。


「…とう…ま…とうまぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!?」


と、慌てて道路の真ん中に転がっている上条に近づくと、

車に乗っていた人たちがざわざわとインデックスたちを囲む。


『少年が倒れてるぞ!!救急車だ!!』




ピーポー ピーポー



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インデックスは病院にいた。

彼のいる病室の外のベンチで。

「ひぐっ…ぐすっ…」


一人泣く少女インデックス、そこに慌しい足音が病院内の奥から聞こえる。

ネセサリウスの面面がインデックスの前で足を止める。


「大丈夫かい!?インデックス!!」


と2mもある背丈を持った巨漢がインデックスに話しかける。


「ひぐっ・・・私じゃなくて・・・えぐっ・・・とうまがぁ・・・」


「え………あの少年が…?」


と世界に20人しかいない女性神裂火織が口をあける。

それに続きステイルは「全く…」と吐き捨てると懐からタバコを取り出し火をつける。


「何が原因でこうなったが知らないが――


「ステイルは帰って…!!!!」


「ッ!!」


ビクッと方をビクつかせ思わずタバコを床に落とす。


「そうかい…ならそうするよ」


というと早足で病院を出た。


「インデックス…言いすぎです…」


と神裂がインデックスに話しかけるとインデックスが口をあける。


「とうまは…とうまは…私の目の前で轢かれたんだよ…」


「え・・・・」


と神裂の喉が干上がる。


「そんな!あの少年が・・・!!」


とそこに蛙によく似た顔の医者が二人に近づいてきた。


「二人ともあの子の知り合いかい?」


はい…と二人とも揃って首を縦に振る。

そうかい…とカエル医者は安心したような表情をすると、再び口をあける。


「中に入るといいよ?」


というとカエル医者はドアをそっと開ける。

カエル医者は『じゃぁ僕は他の患者の面倒を見なきゃいけないからね?』と言うと廊下の奥に行った。

二人は病室に入る。


夏なのに涼しげな風が病室にふく。

不思議とセミの鳴き声は聞こえず2人の浅い呼吸が聞こえる。


奥に行くと上条当麻がチューブのようなものを口につけられていた。

彼の生命を支える機械音だけが病室に響き渡る。


「とうまぁ!」


とインデックスはパァっと表情を変えると彼のベッドに近づく。

すると、誰かに腕をがっちりとつかまれた。

後ろを見ると首を横に振る神裂がいた。


「へ…?かおり…何するの?とうまがここにいるんだよ?起こさなきゃ」


すると、神裂がインデックスに鋭い言葉を言い放つ。


「あたなはこの状況を理解できないのですか!?インデックス!」


という鋭い発言に対し、インデックスは後ろに一歩下がる。


「そんな…かおりまでとうまを…!とうまはただ寝てるだけなんだよ!!!」


突如、病室から引っ叩く鈍い音が響いた。


「ッ!!?」


凄い勢いで放たれた掌がインデックスの頬に勢いよく当たった。

当然インデックスは振動により病室内の床に倒れ込む。


その時インデックスは見た。

聖人の神裂の頬を伝う透明の液体。

ぐっ…と声を押し殺し、病室を出ていく。


インデックスも同じく修道服の袖で頬を伝わる液体を拭うとベッドで寝ている上条を見る。


「とうま…?」


と、目を開けない上条に声をかける。

もちろん寝込んだ上条からの返事は無く機械音だけが病室で響く。


「ひぐっ…明日も来るからね…とうま」