まず、手始めに。
殆どの自動車保険会社が担っている役割として示談代行業務というものがあります。

まず示談ってなに?って方のために。
平たく言うと、訴訟以外の話し合いで解決すること。です。

■□示談ってなんぞや!
本来当事者間で話し合いし、決まった内容に対して然るべき保険で補償するようなものですが、素人では法律のことがわからなかったりと、要はデタラメな解決をしてしまうんで保険会社がお客様のことを考えて示談代行ってサービスをつけるようになったんですね。

【⠀保険料払ってんだから当たり前って考える方もいますけど、こちとら担当者も人間なんで、自分が起こした事故のケツ拭いて貰ってるって認識はしましょうね。 ぼそり。⠀】

勿論、弁護士の真似事みたいなもんなので
むかーしむかしは
弁護士以外が弁護士の真似事すんな!!!という弁護士協会
vs
お客さんのために!!!という損保協会
の構造で喧嘩したことをきっかけに、
お客さんが加害者として賠償するための示談代行ならいいよって許可もらったとかいう経緯はありました。

ざっくりした説明なので詳しく知りたい方や、個別で相談したい方は是非なんなり質問してください。

知ってる方もいると思いますが、貰い事故【所謂、0:100の被害事故】に関しては、保険会社は間に入れないと言われて
なんでやねーーーーん!!
なんのための保険やねーーーん!
って言う方たっくさんいると思いますけど、それも根拠あっての事なんですね。

■□保険会社は被害事故で間になぜ入れないのか。
弁護士法72条に基づいて、弁護士や行政書士といった資格を持たない人間が、報酬を得て交渉するような行為をした場合は法律違反という扱いになります。
だから保険会社は動けないし、相手に賠償するためなら介入出来るよってことを言ってるんですね。

担当者に向けて、なんのための保険だって言いたくなる気持ちも分からんでもないんですけど、法律違反を強要してるようなものですから、文句言うのはやめてください。
そんな方は弁護士費用特約をかけるようにしておきましょう。