pinoko333nekoのブログ

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「世界的にロシア武術として認知されているシステマはミカエル・リャブコ氏が創始者とされています・・・・・・・・
しかし実際は家族経営のビジネスであり、トロントのウラジーミル・ヴァシリエフ氏によって独自に創始されたものであります」

システマについて公にこのような内容の問題提起がなされています。
本当にそうなのでしょうか?


(インタビュー記事 No.8~参照)
     ↓

https://tradition-martiale.fr/


https://martial-arts-kichijyouji.jimdofree.com/tradition-%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6-it-is-the-essence/


情報や議論もシステマの学びです。

恐縮ですが、愚見を述べさせていただきたいと思います。
一読していただけますと幸いです🙇🙇

🔹🔹🔹🔹🔹🔹🔹🔹🔹🔹🔹🔹🔹🔹🔹
ビジネスには「小売りモデル」「サブスクリプション」「フリーミアム」
「クリエイターエコノミー」「ファンマーケティング」「口コミマーケティング」「ブランディング」など・・・

様々なモデル、アイデア、型、
そして戦略があります。

ビジネスとは商品やサービスや情報や個人のスキルなどを提供して、その対価として継続的に利益を得る活動のことです。

武術を教えることや、
セミナーやイベントを開催することで
その対価を受け取り
継続的に活動を続けるなら、
それはビジネスになります。

教えることで生計を立てようが、
富裕層や趣味のサイドビジネスであろうが関係ありません。

全てビジネスです。


もしビジネスでないと言うなら、
対価は一切受け取らずに、
プロボノやボランティアなど
完全に無報酬で活動をするべきです。


また「ビジネス=金儲け主義」と即判断するのは問題です。

ビジネスの目的は利益のみではありません。
ビジネスは社会に貢献するものでもあります。
ビジネスがなければ、ボランティア活動も人々の生活も成り立ちません。

現代社会においてビジネスには多面的な役割があります。

生活基盤の提供、雇用と所得の創出、
社会基盤を支える税収、社会課題の解決、
技術革新など、
様々な側面がビジネスにはあります。

システマは全てに通じるシステムです。
その中には社会と人々の生活基盤であるビジネスも含まれます。


現に10年前には当時インストラクターであったウラジーミル・ザイコフスキー氏による
座学講習会
「システマビジネスセミナー」が
日本で開催されていました。


🔹🔹🔹🔹🔹🔹🔹🔹🔹🔹🔹🔹🔹🔹🔹
では本当にシステマはミカエル・リャブコ氏が創始したものではなく、
ヴラジーミル・ヴァシリエフ氏によって独自に創造されたものなのでしょうか?


以下は過去のインタビューでのミカエル氏の言葉の抜粋です。


「『システマ』という名前は90年代にヴラディミアから電話で相談された時に考えました。この言葉には全てが含まれているからです。だから私のコピーライトなんですよ(笑)」

https://x.com/i/status/1635253281789444098

https://note.com/tkhd/n/n6a78527949be


また2021年9月モスクワ本部ウェビナー
「Two Sources of Movement」Day1で
ミカエル氏はこのように言われています。

「私が提唱しているシステマというのは、人の教えではなく、自分の脳で、自分の脳の指令に従って身体を正しく動かしていくというのが、大前提となっています。」


また過去にモスクワキャンプで、
指導にあたった他のマスター達について語ったミカエル氏の言葉があります。

「例えばコンスタンチン・コマノフ(Konstantin Komarov)は様々な局面にシステマを応用してくれた。
セルゲイ・ボルシェフ(Sergey Borshev)は理論面を確立してくれた。
私だけではできることが限られている。
彼らがいるから、自分も知らないシステマの側面を知ることができるんだ」

http://systemablog.blog54.fc2.com/


またこのようにも仰っています。

「私がニュースクールを始めたら、理解できずに去っていった人たちがいます。
そして『私はリャブコよりもシステマを理解している』といって、自分のスクールを始めるのです。
不思議な話ですね。
システマは私が作ったというのに」


https://x.com/i/status/1637427603354288129


「信じてもらえないかも知れませんが、システマという知恵は神から与えられたものと思っています。システマを世界に広めたのは私かもしれませんが、創始者ではありません。」


http://systemablog.blog54.fc2.com/blog-entry-121.html


これらの言葉からも、ミカエル・リャブコ氏がシステマの創始者であることは明らかだと思われます。

ミカエル氏はシステマは神から与えられたものだと思っていました。


ミカエル氏はシステマを理解するためには忍耐が必要であり、従来の物の見方を変えなければならないと仰っていました。


システマには過去にはマスターと呼ばれる人が複数いました。
現在、本部はロシアとカナダの2か所にあります。


ミカエル氏は
「・・・・彼らがいるから、自分も知らないシステマの側面を知ることができるんだ」と仰ってます。

システマを理解する為には
個々の属性を固定しないことが大切だと思います。

人間の存在を含めて、
全ては相互作用のなかで立ち現れ、
変化し続けるもの、
という見方をする必要があるかもしれません。


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ミカエル氏は余命3ヶ月と宣告されてから
1年以上闘病生活を続けられたそうです。

コロナによるロックダウンと、ロシアによるウクライナ侵攻という厳しい状況の中、
最後は病室からも私達にシステマを伝えて下さいました。

しかし、そんなミカエル氏を見限ってロシア本部を去った生徒は少なくはなかったそうです。

そしてミカエル氏が厳しい闘病生活を続ける中、
システマのネットワークを利用してビジネスを始めた人もいました。

これはシステマを分断させる動きになりました。


どんなに強い武術の達人でもいずれ年をとり、身体が衰える時が来ます。

若くて才能のある生徒は、
肉体的に師を超える時が必ず来ます。

その時、皆様はどうされますでしょうか?


今、私達が問われているの
「本当の強さとは何か」ということではないでしょうか?

ミカエル氏は日々弱っていく自分の身体を隠すことなく、
本当の強さを私達に伝えて下さいました。


トロント本部のマスターでありミカエル氏の親友でもあった
ヴラジーミル・ヴァシリエフ氏とご家族は、
ミカエル氏と密に連絡を取り、
どのような状態でも、
どんな状況でも変わらずミカエル氏を愛し、
最後まで支え続けました。

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2023年4月「What is the Psyche」week1は、
私が受けたミカエル氏最後のオンラインクラスでした。

ミカエル氏は病室の壁に掛けられた
「最後の晩餐」の絵画がしっかり映るように
カメラを何度か調整されました。
明らかにこの絵画はミカエル氏からのメッセージだと思いました。

イエス・キリストを裏切ったのは、
12弟子の一人であるイスカリオテのユダです。
彼はイエスのもとで学び、
生活と活動を共にしました。
しかし、その教えを受けとることができませんでした。


新約聖書の約半分はパウロの書簡です。
パウロは生前のイエスに会ったことはありませんでした。
しかし、イエスの福音を受けとり宣べ伝えました。

どれだけ長い間、師と共に過ごしたかが重要なのではありません。
大切なのは、その本当の教えを受け取ったかどうかなのです。


ウラジーミル・ヴァシリエフ氏は
ミカエル・リャブコ氏の元で数年間学ばれ、
システマを受けとりました。

そして創始者ミカエル氏と共に、
カナダ本部のマスターとしてシステマを世界に伝えました。


残念ながら、
長年ミカエル氏の元で学びながらシステマを受けとることが出来ずに、
やめていった人もいます。



イエスが捕縛された時、弟子達はみんなイエスを見捨てて逃げました。

しかし復活されたイエス・キリストは弟子達を赦し
「あなた方に平和があるように」と祝福されました。


システマは全ての人に開かれています。

問題(罪)のない人間はいません。

私達は同じく問題を抱えた人間として
他者を見下すことはありません。

ミカエル氏は常に謙虚であることの大切さを伝えてくださいました。

システマは精神を高め、
愛を伝える武術です。
私達は赦しあうことが大切だと思います。


これからも後継者であるとウラジーミル・ヴァシリエフ氏とダニール・リャブコ氏と共に、
システマを学んでいけることに
心から感謝いたします。