仕事後に知人から
「コンサートのチケットを頂いたのだけど、私は行けないからピノコさん代わりに行かない
」
と電話があり、ちょうど時間が空いていたこともありヘンデルのオラトリオ、Saulを聴きに行きました。
ライスハレにて。
聖書のサムエル記をもとに書かれたオラトリオで、なんだか色々とタイムスリップしたみたいな感じでした。
チケットを譲ってくださった方の旦那さんと話も出来たし、なかなか面白い経歴で興味深かったです。
午前中は教会のピアノ伴奏の仕事で、礼拝が一通り終わった後に牧師さんが定年のため今日で引退されることを知りました![]()
長年お世話になったすごくすごく優しい人。
突然の話しに目が潤んでしまい、思わず日本から持って来ていた抹茶味のきのこの山を渡したら
「何コレ?😂」って言って受け取ってくれました笑
「これはね、日本のお菓子で抹茶チョコレートなの🍄」って説明しました。
本当はもっと良いもの渡したかったけど、知らなかったしあまりに突然なんだもん![]()
「僕はピノコからの贈り物はもう受け取ってたよ。アメージンググレースの演奏ありがとね
」って言われて。
この日は朝起きて突然アメージンググレースを弾きたくなったので礼拝の最後に弾いたら、その直後に彼が教壇に立つ最後の日だったとシスターから発表がありました。
しかも私はその日の礼拝をすべて録音していて。
録音なんて普段しないのに、その時の思いつきでなんとなくした結果、今日で最後の牧師さんの声をまた聴けるって思ったらなんか私ってすごいかもって。
……和訳……
アメージンググレース(驚くほどの神の恵み)
何と美しい響きであろうか
私のような者までも救ってくださる
道を踏み外しさまよっていた私を
神は救い上げてくださり
今まで見えなかった神の恵みを
今は見出すことができる
神の恵みこそが 私の恐れる心を諭し
その恐れから心を解き放ち給う
信じる事を始めたその時の
神の恵みのなんと尊いことか
これまで数多くの危機や苦しみ、誘惑があったが
私を救い導きたもうたのは
他でもない神の恵みであった
主は私に約束された
主の御言葉は私の望みとなり
主は私の盾となり
私の一部となった
命の続く限り
そうだ この心と体が朽ち果て
そして限りある命が止むとき
私はベールに包まれ
喜びと安らぎの命を手に入れるのだ
やがて大地が雪のように解け
太陽が輝くのをやめても
私を召された主は 永遠に私のものだ
何万年経とうとも
太陽のように光り輝き
最初に歌い始めたとき以上に
神の恵みを歌い讃え続けることだろう
偶然選んだとはいえ、別れや節目に歌われる最後に相応しい曲だったかな、と思いました。
寂しいことと楽しいことが一度にあった心に残る一日でした。
