りこちゃん、今日お空へ。

ピンクの羽をもらったようです。

 

 

りこちゃんのこと、ブログに書いてきませんでした。

理由は色々あって、説明は難しい・・・

りこちゃんのこと、というタイトルの下書き記事が沢山あります。

 

甘えん坊でべったり。

でも怖がりさんで、びっくりするとお口が出ちゃう。

私にいつもくっついて、寝がえりしては噛まれて(笑)

 

それでも、良いご縁もあるかもしれないし。

と、わんこワラワラの我が家から、

移動を試みたこともありました。

そして、自分の尻尾を噛んでしまうという、

切ないことが起こってしまい、また我が家へ。

 

家で消毒をしようと頑張るも痛みでガウガウ。

消毒通院も病院でも痛みのガウで大変で・・・

尻尾は壊死で断尾となりました。

去年の夏のことでした。

 

 

帰宅時に家中血まみれだったまめっちさんに申し訳なくて、

りこちゃん、これからどうしたい・・・?

噛まれた指先の感覚は戻らないまま、

引き取りから1年があっという間に過ぎました。

 

最近・・・無くなったしっぽの周りに毛が生えて、

うさぎちゃんのように可愛い。

優しく理解してくれる人が、どこかに居るかもしれない。

1わんでも多く卒業させる重要性もある。

 

5月、健康診断を受けました。

大きな問題もなく安心。

やっぱり、りこちゃんの将来を考えなければ。

くるみちゃんとチャイ、若い子たちが卒業したら・・・

努力しないと、だ。

 

6月、珍しい嘔吐。

気になる、なんとなく続く下痢。

消化不良か何なのか・・・

 

若い子ではありません。

一応病院に行ってみてね、と小梅さんから許可をもらう。

大きな腫瘍ができていました。

たった1ヶ月前にはなかった場所に。

すぐに取らないと、といわれました。

 

そこからは代表の小梅さんの書いてくれた通り。

手術をしない選択肢は提示されませんでした。

もう、帰ってこないなんて思いませんでした。

りこちゃんは運の強い子、きっと大丈夫。

 

ただ、小さな体に大きな腫瘍という心配。

術後、肉芽腫と分かりました。

私達夫婦は初めの手術から一切お酒も飲まず、

10日間、携帯を握って過ごしました。

ずっと緊張していて、苦しい時間でした。

 

昨日の日曜日。

午前中に会いに行ったときに、

もうきっと良くならないと悟りました。

そして時間がないと感じました。

 

りこちゃんは怖がりで、散歩以外は家が好き。

難しいなら、家に帰してあげたい。

その提案は受け入れられました。

 

1時間半後に迎えにきます。

大切な、お見合いを控えていました。

お見合いの後半、病院から電話があり、

1分前に息を引き取ったとの知らせでした。

看取ってあげることもできませんでした。

 

だれも間違ったわけではなく、

このことにみな、辛い思いをしました。

私は予期せぬ別れに涙が止まりません。

 

約1年4ヵ月。

濃密な時間を過ごしました。

最後まで療法食だったりこちゃんでしたが、

せめてと梨をあげていました。

あ~ん、というと口を開けて、

上手にフォークから食べていました。

手からは無理よ、ディナーフォーク(笑)

 

最後に美味しいものを食べさせてあげられなかった。

そういうことが辛いものですよね。

この時期、梨はまだ見つからず・・・

デパートに行く元気もない。

 

なぜか、小梅さんちの冷蔵庫にあった。

しかも大きな梨が。

やっぱり、りこちゃん・・・持ってる?

 

 

りこちゃんのこと、

書かなくってごめんなさい。

事故防止のため、里親会もほとんど出ませんでした。

 

可愛くて健気で賢い子でした。

 

おもちゃで毎日一緒に遊びました。

 

 

りこちゃん、アーチの子だから良かった。

それだけは、本当に自信を持って。

 

アーチの子として生きた証に、良かったらメッセージをお願いします。

 

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