トイプードルのくるみちゃん。

可愛くて元気で、とっても明るい子です。

 

アーチでは、引取りから昨日まで、

日々の色々なことと並行して、

「くるみちゃん案件」もありました。

もちろん会には他にもいつも沢山あります。

 

特殊な脚のくるみちゃん。

珍しい症例で、難しい症例。

どのような募集をして、

どのような暮らしをしていくべきなのか、

くるみちゃんを何と言ってどんな方に託すのか。

 

 

医師に相談しながら考えて悩んで。

まだ若いくるみちゃんと、

共に長く暮らすであろう未来の里親さんに、

何をすべきなのか・・・

小梅さんはいつも通り、

私の気持ちや意見も聞いてくれたけれど、

難しすぎて、会の判断を・・・としか言いようがない。

 

このまま、今のまま生涯過ごせると言われたら、

この身体は個性ですと言える。

車いすで歩行の補助もできるのかな・・・とか

色々なこと、沢山考えたんです。

けれど、この先は動けなくなるという診断も受け、

小梅さんはもう一軒、サードオピニオンを受けよう。

多頭飼育犬の受け入れのさなか、そう私に。

 

年が明け、小梅さんと診察へ。

外科部長のカコさんにも立ち会ってもらい。

もうね、みなさま驚きのレントゲンなわけです。

色々、複雑すぎて難しすぎる。

でも。

「治してあげてないと!」って。

 

手のほどこしようがない、というほど、

複雑なくるみちゃんの下半身。

やりましょう、と言ってくれた先生に、

お任せすることに決まりました。

 

 

くるみちゃんね、

実はマズルの周りにぐるっと一周のハゲがあります。

虐待された形跡・・・なわけです。

過去はわかりませんし、推測もしません。

 

私達は目の前にいる子に、

受けて当たり前のものを渡し、

必要としていることをして、

真剣に、生涯の家族との縁をつなぐだけです。

 

それが、最大限にできることが

アーチだなぁ・・・と思います。

アーチを応援してくださるみなさま、

里親さま方のお蔭ですね。

 

難しい手術とはいえ、

くるみちゃんに対しての方向性も決まり、

ようやくブログも書いたってところです。

見守ってくださると嬉しいです。