秋の空。
一番好きな季節です。
ダックスくんとお散歩です。
ゆったりゆったり、上手に歩きますが・・・
飼い主持ち込みの11歳。男の子。
子供にアレルギーが出たとして持ち込まれました。
この子の命は守るものではなかったのか・・・
(情報公開の許可を得ています。)
独身の時に飼い始めて、その後結婚。
生まれた子供にアレルギー、ということでしょうか・・・
お子さんのいない方に、特に独身の方に、
こういうことが起こったらどうするかをお伺いしています。
余程の覚悟なしに、周りの協力や理解なしに、
犬の生涯に責任を持つことはできません。
こういう子が、居るからです。
年を取って捨てられる、自分ならどうなのでしょう。
多くの子はセンターや病院から出たら、
ウチに来て喜んでくれます。
犬と一緒に居ても良い。
人に甘えても良い。
一人で静かに過ごしても良いのです。
手術が終わり、我が家に到着したダックスくん。
とっても、がっかりしたお顔をしました。
お家に帰りたい。ママはどこ?
家中探すけれど、どこにも居ません。
脚が悪い、ということです。
パテラグレード3。
しりもちをついたり、片足を上げて休んだり。
心臓も全く悪くない今、手術で直せる手助けをするか。
このままそうっと穏やかに暮らしてもらうか・・・
痛がったり、生活に困難がある場合、
会では精一杯の治療をしています。
犬の11歳はシニアですが、
この子の犬生、今日が一番若い。
この子の未来に、何が良いのか。
もう少し、悩んで悩んで悩みます。
一生懸命考えます。
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