観てきました。
The Greatest Showman
もう、大好きすぎる。これぞミュージカル。
もう本当に「ありがとう」の気持ちでいっぱい。
素敵な作品を届けてくれて。本当にありがとう。(何様)
ストーリー自体はとてもわかりやすい、
惨めな暮らしからの
成功してからの
失脚してからの
本当に大切なものに気づく、というサクセスストーリー。
実在するP.T.バーナムという、サーカスの元を作った人物がモデルのお話です。
ストーリーに関して、
「事実と違う」とかなんとかかんとか批判の声もあるようですが、
私はエンターテイメントとして、ミュジージカルを楽しむという点において、
100点満点の作品だと思います。
何より、音楽が素敵。さすが、Pasek & Paul。
グラミー賞を獲って話題になっている、”This Is Me”。
こんな力強いパワーソング、今まで聞いたことがない。
アナ雪でも流行った、「ありのまま」という言葉がありますが、
この曲でも今の自分を受け入れて前に進んでいこうという力をもらえる曲。
何かのインタビューでHugh Jackmanが
「この曲の中でKealaはとても正直なんだ。」ということを言っていました。
そして、
「人は、良いことに対しては正直になれるけど
恥ずかしいと思っていること、周りから笑われたこと、
失敗したことや間違ってしまったことについては隠してしまう。」
とも。
そんなHughの言葉を聞いて、
「生きる」っていうのは
きっとドラマや映画のようなものじゃなくて
自分で自分のことを嫌いになったり、
でも自分の嫌な部分を認めたくなくて、
周りに嘘をついたり、着飾ってしまったりして
結局自分自信にも嘘をついてしまうことが
誰しもあると思うんです。
でもね、そんな自分のダメな部分も自分であって
それを受け入れないといけないし、
でもダメな部分があるからと言って
他の誰かがそれを責めるのは間違っているし、
だから
そんなしょうもないことを言って、
心ない言葉を浴びせてくるような人は無視して
周りからなんと言われようと、
自分に正直に、正々堂々と生きていきたいなって
そんなことを感じました。
この曲は、そんな気持ちを応援してくれる曲です。
これは、This Is Meを劇中で歌うKealaさんが
初めてみんなの前で歌ったWorkshopの映像です。
これを観て、私も涙が止まりませんでした。
(ちなみに、このWorkshopには
Broadwayで活躍する俳優さんもたくさん参加していたようで
"Newsies"のJeremy JordayやAndrew Keenan-Bolger、
"Color Purple"のCynthia Erivoの姿も見えます。
なんと豪華!!)
(そしてpianoを弾いているのが、作曲者の一人、Justin Paulさん!
めっちゃ楽しそうに弾いてて、この人見てるだけで泣ける。。)
他の曲も本当に素敵で、
本当に全部の曲が素敵で、
映画の冒頭からじわじわと盛り上がる、The Greatest Show
Hughが夢を語る、A Million Dreams
HughとZac Efronの駆け引きから目が離せない、The Other Side
ZacとZENDAYAちゃんがアクロバティックに愛を語り合う、Rewrite the Stars
そしてHughが本当に大切なものに気づく、From Now On
と、(数曲だけ挙げようと思ったのに)
挙げ出したら止まらない。
またこの曲たちの和訳も個人的に進めているので
徐々に公開していきたいと思います。
そして、この素晴らしい曲たちを生み出した
Benj PasekさんとJustin Paulさんが作ったミュージカル
DEAR EVAN HANSEN
も、もっと日本で有名になったらいいな。と、微力ながら宣伝。笑

