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暗闇

人は独りでは生きていけない。
そんなことを最近つくづく思い知らされます。


私は弱い自分は嫌いです。
もっと強くなって、もっと頑張らないと。


でもそう思って壊れてしまう人もいるんですよね。



あと、最近思うことがもうひとつあります。


私は人を悩みから救ったり、脱け出す手伝いをすることによって、私自身が自分の過去から解放されることを願っているのだと。


一番暗いところにいるのは、もしかしたら彼らではなく、私なのかもしれませんね。




今までは白と黒の境をさまよっていた。
だけど今は、黒の一番暗いところいるみたいです。

見えない傷跡

傷はいつか治る
そう、身体の傷はいつかは治るものだ
しかし、心の傷はどうだろう
深く深く傷つけられた心は本人以外の誰もその深さを知ることは出来ない
傷は治る
手首に刻んだ2年前の傷はきれいに治り、今では全くわからなくなっている
しかし、今でもその心には誰にも治せない傷痕が刻まれている


彼女が再び私に声をかけのは高校の私立入試を二週間後に控えた日の朝でした。私たちは下駄箱で会い挨拶を交わしました。その時に彼女は思いきったようにその日の放課後に話しを聞いてほしいと言って来ました。すぐに私は放課後に彼女の教室に行くと答えました。

放課後、私が彼女の教室に訪れると、教室には彼女が一人いるだけで他に誰もいませんでした。私は彼女の向かいの席に座り、彼女が話し始めるのを待っていました。
やがて彼女は私と以前話をした後から今までにあったことを話し始めました。
長くなるので簡潔にまとめると、その後いじめはひどくなり、今まで話しをしていたクラスメートも彼女を無視し始め、クラスで孤立してしまったのです。ある日授業中にグループの子からゴミを投げつけられ、泣き出しそうになり授業を逃げたこともあったそうです。担任に話をしても、上手く話をつけてはくれなかったということでした。

それでも彼女は、家替わりの園に帰ると皆の前では笑っているように心がけていたそうです。しかし「もうね、何か疲れたの。本当に。無理して笑ってるの。だけどもう泣くこともできそうになくて。だから、もう消えようと思う。最期にあんたにお礼だけは言っときたいって思ってね。」

彼女は私にはっきりと自殺することを知らせるために呼んだのでした。私は言葉にならない言葉を彼女に伝えようとしました。「私はあなたと会えて楽しいときが過ごせた。生きていれば良いことがあるってのはきれいごとだって言われるかもしれないけど、きっと良いことがあるはずだから…。だから死ぬとか言わんといて。」

すると彼女は少し笑って「そうだね。ゴメンね、馬鹿なこと言って。ありがとう。」といいました。


そのときの私は彼女が自殺をやめてくれて良かった、と本当に安心していました。次の日にあんなことが起こるなんて思いもしないで…


それは本当に突然の出来事でした。私はクラスの友達と2人で自分たちの教室で勉強をしていました。すると外から誰かの悲鳴が聞こえたのです。ビックリして悲鳴の聞こえたほうを見た瞬間…窓の外に彼女の姿が見えました。彼女の姿はゆっくり落ちる人形のようで、私には一瞬何が起こったのか理解できませんでした。

私は目の前に起こったことが夢であることを願いながら、中庭へ走りました。そこには、先生たちと部活のため校内に残っていた生徒数名が集まっていました。

私は彼女の姿を見た瞬間、彼女がまだ生きていることははっきりとわかりました。しばらく私たちは放心状態でしたが救急車が来て、だんだん騒がしくなってきました。


先生たちは私たちに今日見たことは絶対に誰にも話さないように、と1人1人に言ってきました。そしてカウンセリングを受けるように勧めてきました。そのときの私には、先生たちのとった行動がまるで自分たちのミスを必死に隠し、自分たちは精一杯やっているんだ、ということを周りにアピールするためにやっている芝居のように見えて仕方がありませんでした。私の中は自分に対する怒りと、先生たちに対する軽蔑の念でいっぱいでした。私はカウンセリングを断りました。私と一緒に勉強していた子もかなりのショックを受けていたようでしたが断ったようです。

そして彼女のことは受験生に良くない影響を与えかねない、とのことで全校生徒の前で語られることはありませんでした。



2週間後私たちは私立入試に望みました。結果は友達も私も特待をとっての合格。これだけ聞くと冷たい人だと言われるかもしれませんが、私たちは私たちなりに、このことを受け入れ、苦しみながら割り切ったのです。だから、私たちの気持ちを知らない先生たちに「特待までとって、強いなぁ。」なんて言われたくありませんでした。


過去

どん底を見た人は強いと云われる
どんなことにも耐えられるから
それ以上の地獄なんてその人にとっては存在しないから


前回に書いた「その子」の話を少し書こうと思います。
前回書いたように、彼女と私は中学に入ってから知り合い、仲良くなりました。中学2年生の夏、彼女は私たちのクラスに転入して来ました。少し話しをしてみると、とても話やすくいつも一緒に行動してました。2年生は何事もなく終わりました。そして、本来なら何事もなく残りの1年間を過ごすはずでした。

中学3年生になって、私たちはクラスが離れました。でも、その子は2年生のときに仲良くしていたグループの子達がそのまま同じクラスにいたので、上手くやっていけるはずでした。私は私で新しい友達をクラスでつくっていました。
2学期に入ってすぐのことです。その子は私に放課後少し話がしたいと言って来たので、放課後の誰もいない教室で話を聞くことになりました。
その子の話とは、今まで仲良くしていたグループの子達がシカトをするようになり、自分の悪口を言っているらしい、とのことでした。学校でよくあるいじめです。私は「気にすることはない」と言いましたが、その子には彼女たちの他にクラスに友達はいませんでした。学校生活の大半は友達との行動が関わっています。なので仲が良い人がいないと云うのは致命的なことなのです。彼女自身、前の学校で痛いほどそれを味わってきたという話をずっと前に聞いていました。もうあんな想いをするのは嫌だと。そこで、同じグループにいた私にアドバイスを求めて来たのです。私は一番に他の子と仲良くなることを薦めました。しかし、私自身もわかっていたことなのですが、この時期になって新しい友達をつくるのは難しい、と返事が返ってきました。ならば、やはりグループに戻るしかありません。何か嫌がられるようなことをしなかったかと尋ねましたが、本人は心当りがないようでした。
その日はそこで話は終わりました。その日以降、しばらくその子が私を頼ることはなかったので、私は「上手くいったんだ。」と思っていました。しかし、私が知らない所で現状は悪い方へ進み続けていました。

次にその子が私を尋ねて来たのは、私立入試があと二週間後というころでした。


私はその日のことをはっきりと憶えています。後悔の念も多少は残っていますが、今となってはもうしょうがないことだと、私自身友人に説得され、割りきることにしたからです。