自閉症の長男(6歳/小1)
ヤンチャな次男坊(2歳11ヶ月)
愛犬のマルチーズ
私のうつ病闘病のことなど

書いております。
牛しっぽ牛からだ牛からだ牛からだ牛からだ牛あたま


今日は長男、
小学校へ初登校でした。
分散登校のため、人数は半分ほどです。




それでも、
卒園式も入学式も不参加だった長男にとって、お友達と会うのは3/19以来のこと。




毎晩、
20日は小学校へ行くことを伝えてきましたが、返事は「はい」だけ。




直前で荒れるパターンだなと
覚悟をしておりました。




前日の昨日、
支援級の先生にお電話をし、




教室に入れないかもしれないこと。
朝の会でのお名前よびを極度に嫌がること。
泣きわめく可能性があること。




改めてお伝えをしました。




4/8入学式が終わって誰もいない小学校へ、
長男と教科書をもらいに行った際、




次に登校するときは、
集団登校はせず、私と一緒に8:15到着を目指して学校へ行くことが決まっていましたが、




支援級の先生、
その流れを完全に忘れておられましたゲッソリ




電話して良かったですチュー




電話で、1~3時間目、
何をするか、先生はついて頂けるか、流れを全部伺うことができ、長男にも伝えることができました。




それでも昨夜はいつも以上に顔を強ばらせ、
不安が強い様子だった長男…




今朝、予想通り、行きたくないーっっおーっ!
と泣きわめきました。





で、行きたくない理由が、





小学校のトイレが嫌だ。





というもの。




そうなんです、
先生とどうしようかと最大に悩んでいたポイント…




それが、トイレ…




ウィーンという自動消臭などの音や換気扇の音を嫌がっているんですが、もともとトイレという場所を猛烈に拒む長男…




幼稚園と同様に、
ウィーンとはならないし、換気扇は家や幼稚園のトイレもつけてて平気なはずだし、




だけどそれを何度伝えても、
小学校のトイレが嫌だから行きたくないおーっ!と…




幼稚園のトイレは広くて明るかったけど、
小学校は暗~いし、なんとなく気持ち分からなくもないんですけどね…




小学校には、
トイレに行くために行くんじゃないし、




まずは少しでも長男の不安を1つでも減らすことが先決だと思い、今日はオムツを履かせて行きました。




そうでなくても、




怖くて怖くて仕方がない学校、
知らないお友達もいて不安な教室、
何もかもが初めてだらけの恐怖感、
聞くのが辛いチャイム音、
おもたーいランドセルを背負っての登下校、


そのうえに、
長男の苦手な朝の会や、


登校班の顔合わせなど、




普通の子にはなんてことないことでも、
全身感覚過敏がひどく、不安や恐怖心を尋常でないほど強く抱く長男にとっては、



今日1日、
どれもこれも高いハードルばかり…




本当はオムツで登校なんてさせたくなかったし苦渋の決断ではあったけど、




大事なことは、
みんなと同じように取り組むことではないし、みんなと同じようにできることではない。




普段できていることも
環境によっては困難になるし、
だからこそ、環境を整える必要がある。




小学校という場所に、
まずは慣れること。



少しでも不安や恐怖心を取り除くこと。



先生と少しずつ信頼関係を築くこと。



小学校の中に安心できる場所を作ること。




それができた段階で、
トイレにはチャレンジさせる方がいいなと…




そのことを支援級の先生に朝伝えたら、
私もそれがいいと思います!!
と言ってくださりました。




それでも、スモールステップでいかないとと思ってはいましたが、まさかここまでスモールステップになるとは…ですけどね…笑い泣き




オムツで行くことが決まると、
長男はランドセルを背負って、歩いて学校へ登校してくれました。もちろん、私も一緒です。




8:10には教室前で待ってますので。
と言ってくださっていた支援級の先生ですが、
いらっしゃらず…



しかも教室に着くと、
もうすでに全員が椅子に着席し待機してる状態…



みーんな、視線は長男へ目目目




担任の先生が、
ランドセル置く場所を教えてくれたり、
一緒に手を洗いに行ってくれて、




長男着席と同時に
朝の会がスタートしました。




で、



帰るタイミングを失った私滝汗
結局そのまま長男の横にいることに…




しばらくして支援級の先生が来られ、
長男の左に支援級の先生、右に私…




というガード体制に、
クラスのお友達は何度も振り返ってくる目そりゃそうだ…



でお名前呼びの時、
長男くんは「はい」って返事しなくていいよ。先生が代わりに言うからね。



と言ってくださり、
このことは昨日の時点で決まっていたことなので何度も長男に伝えていたんですが、


 

いざ名前を呼ばれると、




はぁぁぁーーーいおーっ!はぁぁぁーーーいおーっ!
と凄まじい甲高い声で叫び、




あぁぁぁ、もうー、
大きな声出したらみんなお耳痛いんだよ。
大きな声出したらダメなのにねーーー。
大きな声でお返事しちゃったねーーー。



と大声で喚きながら泣き叫ぶ長男おーっ!




シーンと静まり返った教室に、
長男の凄まじい声が響き渡る叫び叫び叫び



それを唖然とした顔でみるクラスのお友達キョロキョロ
うぅ…消えたい…私が…




それでも、
なんとか気持ちを切り替えて離席も一切なく、
頑張った長男。




で、私が帰る時、
ぼくも帰りたいと大泣きしだしたおーっ!あせるあせる




そんな長男に、
年少、年中、年長とおなじクラスで、またまたおなじクラスになった女の子が、



もぅ~長男くん、大丈夫やから~。
お母さんお迎えにきてくれるんやし、すぐ会えるよ。泣かないの。




って声をかけてくれてました。
なんてできた子なんでしょ…笑い泣き




長男はそのまま支援級の教室へ移動し、
私は一旦帰宅し、郵便局などの用事を済ませ、




10:30には再び小学校へ…ランニングDASH!DASH!DASH!




3時間目は登校班みんなでの顔合わせで、そこにお母さんもきてください。と先生から言われたので行きました。



教室には1~6年までのお友達でぎっしり…
でしたが、



長男はランドセルを背負った状態でちゃんと椅子に着席し、時折変な声を出しながらもなんとか耐えておりましたアセアセ




長い長~い先生のお話を聞き、
班長さんの発表を聞き、
その後は各学年ごとに廊下へ整列し待機し、
何度も呼名があり、
知らない先生について運動場へ移動し、
その間も何度も呼名があり、
整列したあと、班長さんが迎えにきて、
またまた別場所で整列し直し、呼名があり、
話を聞き、
全員で一斉に帰宅しました。




もちろん、
来ていた親は私だけ滝汗




でも、
こういう流れで動くんだなということが
細かいところまで全部わかり、良かったです。




長男はというと、




行きよりもさらに重くなったランドセルを必死に背負い、重いムキーッと怒りながら、葉っぱに大声を出して怒りながらムキーッ
なんとかみんなについて帰宅しました。
私と手を繋いでいましたけどね…




今日登校させて思ったこと。




次の登校日は、
今日より確実に登校させるのが難しくなるな滝汗




ということです笑い泣き笑い泣き笑い泣き




きっと長男は、
「小学校はしんどいことをいっぱいする場所」だという認識で帰って来ただろうと思います。




終始、今にも泣き出しそうな顔で
なんとかかんとか必死に耐えていた長男アセアセ




今日は初めてだったし、
まずはクラスの教室へ行き、朝の会をして、
それから支援級の教室へ移動でしたが、




しばらくは、
朝登校したら、直接支援級の教室へ行き、
支援級の教室で過ごさせてほしい。




と先生にお願いをしてきました。




先生からも、
その方が良さそうだなと私も思いました。
まずは学校にきてもらえるように、とにかくスモールステップで行きましょうね。




と言って頂き、安心しましたショボーン




明らかに、
みんなとはちょっと違う…




というレベルではない長男。




おおよそを、みんなと同じようにできるなら、支援級か普通級で悩んでいたはずだし、




第一希望に支援学校を選択していたのは、この環境が長男には酷なのではないかと思っていたから。



まだ始まったばかりですが、
前途多難なスタートに、



本当にこの選択で良かったんだろうかと、
色んな想いがふと頭をよぎる。




そして、発達障害児の成長を、
振り子に例える話をよく聞きますが、




本当にその通りだなと痛感しております。




できなかったことができるようになって、
環境が変わるとまたできなくなって、
またできるようになって、
またできなくなって…




何度も何度も繰り返して、
ちょっとずつちょっとずつ振り子の振り幅が小さくなる…




トイレに限らず、
給食も、お友達とのやりとりも、
そして葉っぱが怖いことも…



色んなことがまた再スタートです。




今までもできて、できなくなって…
色んな事を繰り返してきたけど、




なかなかこの振り子のような現状に、
私は慣れませんチーン





前途多難なスタートですが、
いつかこんな日もあったなって笑えたらいいな。。




そんな日が来ることを信じて、
今やれることをやろうと思いますチュー