自閉症の長男(5歳/年中)
ヤンチャな次男坊(1歳半)
マルチーズのマル(3歳/♂)
私のうつ病闘病のことなど

書いております。
よろしくお願いいたしますニコニコ

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我が家の長男、
奇声で悩み始めたのは生後7ヶ月の時…


甲高い何とも言えない声。


周りに相談したところで、
分かってくれる人はいませんでした。


最初は、
自分の声で遊んでるのかな?


って思ってたけど、


成長と共に、凄まじさが増すばかりおーっ!



イオンモールで、
私と長男の周りに、人だかりができたこともあるし、


私の事を、
上から下まで何度も見て「フンっ」て言われたり、舌打ちされたり、睨まれたり、


白い目、好奇の目で見られることなんてしょっちゅうだった。



家の中では、
起床~就寝まで、ほぼほぼ奇声発して泣き叫んでるムキーッおーっ!


ひたすら
何かに怒っているから、物も投げつける。


椅子を窓に向けて投げられた事もあるし、


テーブルは物を叩きつけ、傷だらけ。


どうしても外へ出なければならない、
病院や予防接種、健診なんて地獄のようだった。


1歳半健診の時、
待ち時間含め2時間半、奇声をあげて泣き叫び続けた長男。


周りにも泣いてる子は沢山いたけど、
もうね、凄まじさのレベルがその時から格段に違ってた。


それでも、何もないと言い張った保健師。


帰宅後、
台所で1人、声をあげて泣いた。



この子は一体、何に怒ってるの?

私の育て方が悪いの?
私の何がダメなの?
関わり方がそんなに悪いの?
他のお母さんと私、何が違うの?


毎日毎日、
我が子と同じような育児をされた方がいないか、必死にネットで探す。

だけど、見つからない。


毎日やってくる朝を恨んだ。
寝てる間に死んで、永遠に目が覚めなかったらいいのに。

だけど、朝はやってくる。

1日の始まりが怖くて、
後に睡眠障害と分かった、寝ない夜が来るのが怖くて、

日中はひたすら奇声との闘い。


毎晩、声を殺して泣いた。
ぐっすり寝るなんて皆無の毎日。
それでも、日中眠くなることもなかった。

とにかく必死だった。



きっと端からみたら
ずっと家にいる楽な専業主婦。


でも私にとっては違う。

買い物なんて行けないし、
公園行ったら凄まじい奇声発しまくるし、


家にいたくているんじゃない!!
外に出られないんだー!!!!!


どうしていいか分からず、
2歳4ヶ月の時に、福祉センターへ電話した。


そしたら、
待ち人数が多いので3週間後に来て下さい。
それまで頑張れるね?頑張ってね。

って言われた。


やっぱり…悲しかった。



毎日奇声、毎日寝ない、、

それでも、
どうすれば長男は喜ぶ?
どうすれば長男は楽しめる?


牛乳パックや、ティッシュケースでおもちゃを作ったり、
新聞ビリビリいっぱいさせたり、
大量のビニール袋ふくらませて遊んだり、


どうやったら、
長男が心穏やかに過ごせるか必死だった。

だけど、
何も変わらない。
ずっと怒って奇声発してる。


そして3週間後、
お母さんこの子は発達障害ではないし、ただの癇癪です。

と言われた。


1日中奇声発してても、癇癪ですか?
という私の問いに、答えられなかった保健師。


とにかく何もありませんから大丈夫ですよ!!



なにが?
なにがどう大丈夫?



納得なんてできなかったけど、
帰らされた。



長男が4ヶ月の時から遊んでた
仲がいいと思ってたママ友へ相談した。


そしたら、


『発達障害なんて、ないない!!
気にしすぎやし、心配しすぎやねん!!』

って言われた。



ぢゃあ、
自分の子供がこんな状態でも、

これっぽっちも心配しないの?
その方が頭おかしくない?



結局、他人事なんだなって思って、分かってもらおうと思うことをやめた。

親からも、周りからも、
落ち着くから大丈夫って言われたけど、

地元の友達に、
病院に行くべき!!って言われ、
ようやく病院へ。


2歳7ヶ月の時、
自閉スペクトラム症と診断された。


そこから、
その小児科でやっている個別療育へ通わせ始めた。

ほとんどの子が月1回なのを、
長男は月2回は来てほしいと言われた。



そして先生に言われた。


うわー、久しぶりに見たわー!!
ここまでの気難しいタイプの子供…

お母さん、よく1人でやってきたねー!!
伸びしろは無限大なはず、なんだけどこの子の持つ特性がね…

とにかく、これから一緒に悩みながらやっていこうね!!



涙が止まらなかった。

安心の涙、
初めて分かってもらえた嬉し涙、




心配しすぎと言ったあのママ友、
病院から帰ったら我が家の玄関前で待ってた。


病院へ行くことを伝えていたから、
心配して来てくれてた。


『自閉症らしい』と言った私の言葉に、
そのママ友が泣き崩れてた。
「何かあったら助けるし、言ってね」


そう言ってくれたけど、


相変わらず続く奇声に愚痴をこぼすと、




「うちの子だって1時間くらい泣き叫んでることあるし、めちゃくちゃしんどいんよー!!
それから、白い目でなんて誰も見てないしそれ被害妄想やからねー!!!」



って言われた。



泣き叫ぶ声と奇声が同じ?

たかが1時間と、ほぼ1日が同じ?



それから私は、
心のシャッターを静かにおろした。



孤独だったあの日々、
毎日毎日泣いてたあの日々、

誰か教えて、誰か助けて、と心で叫び続けたあの日々、




あんなに1日中、奇声だった長男、
9割9分怒っていた長男、


それが今は、
7割ほどは普通に過ごすようになった。


相変わらず奇声はあるけど、
一緒に買い物へ行けるようになった。


公園へ行けるようになった。


そして、よく笑うようになった。


薬の力は借りているけど、
よく寝てくれるようになった。



そしてあのママ友さん、
学区が違うため、幼稚園は別ですが、


今も繋がっています。


閉ざしていたシャッターは、
少しだけ開けるようになりました。


きっと、
ママ友さんも自身の育児に悩み、しんどかったはず。

きっと、
理解したくても分からなかったはず。


自分にいっぱいいっぱいで、
相手のことを理解しようとしてなかったのは、

私だった…


先日そのまんま、ママ友へ謝りました。




今、あの時の私と同じように、
ネットで情報を探し続けてる方、


誰にも分かってもらえず孤独と闘っている方、


1人でもがき苦しんでいる方、



私のあの日々が、
誰かの為になったらいいな。



って心の底から思う。