自閉症長男くん(5歳)
ヤンチャな次男坊(1歳)
マルチーズのマル(3歳/♂)
たまに私の心療内科のことなど
書いております。
よろしくお願いします
お待たせしました‼️ 『地獄の夏休み』
(誰も待ってないっつーの
すみません…言いたかったもので)
去年の夏休み…
私にとって忘れることのできない
『地獄の夏休み』
重なる時って
ほんっとうに色々重なるんですよね
まさしく、
色々重なりすぎました…
長男くん、夏休み突入ー
だけど、長男くんにとっては大きすぎるほど大きな環境の変化だったと思います。。
まず園生活が、毎日家での生活に変わる。
普通の子は喜ぶんでしょうね
そして6月に次男坊を出産しましたが、
夏休みに入ったことでずっと一緒の生活
さらに、産後の手伝いに来てくれていた私の母が帰宅し、私だけに
その結果…
1日中ほぼパニック状態の長男くん
大げさとかじゃなくて、ほんとに、
ずーっと怒りっぱなし
奇声発しながら泣き叫んでる
物もバンバン投げ飛ばしてる
おもちゃ踏んだだけで40分奇声が止まらず
治まったと思ったら
おもちゃに手があたって、再び奇声
もう、これが1日エンドレス
パニックのきっかけが些細な事すぎて、
もはや理解不能
というか、きっと長男も、
何に怒ってるか途中からわけわからん状態だったと思います。。
そして長男くんの事で精一杯すぎて、
次男坊の育児、全く記憶にありません
あまりにパニックが酷いうえ、
夜中に何度も叫んで起きるため、
薬をリスパダールに変更しました。
まずは最低量から服用するため、
薬の量の調整に時間がかかり…
すぐには落ち着かず…
何度も何度も、小児科へ足を運んで、医者と話し合いをしました。
発達支援教室では、
お友達と同じ場所で活動することさえできなくなり、完全な別室別行動に
家庭でも、
幼稚園でも、
発達支援教室でも、
過敏さはMAXの状態…
そこで、
2学期からすぐ始まる運動会の練習、
運動会当日、
どこまで参加させるか、どこまで頑張らせるか…
療育の先生(主任、担当)
幼稚園の先生(園長、担任、加配)
私
で、前もって話し合っておこう!!
ということに決まりました
お忙しい中を、本当にありがたかったです
話し合いの当日、
忘れもしません…8月2日…
主人が急遽会社を休みました。
『お腹が痛い』と珍しく自ら病院へ。
しかも近くの内科ではなく大きい総合病院
私は、
長男と次男を連れて、発達支援教室へむかいました
発達支援教室では、
療育を受けた後に話し合いだった為、
長時間かかってしまい…
長男はご機嫌ナナメ
次男坊もご機嫌ナナメ
早く帰宅しようと車に乗り込んで、
とりあえずスマホちょっと確認して…
しゅっぱ………つ、、、ちょっと待って…
主人からのLINEの内容が…
『緊急入院することになってしまった。着替えとか持ってきてほしい。』
うそやん…
え…うそやん…
どうしよ…
え…ちょっと待って…
だってさ、
こんな奇声酷い子、総合病院へ連れて行けないやんか…
心臓悪い方だっていてるやろうしさ、
この凄まじい奇声聞いたら寿命縮まるよ
私でも寿命縮まりそうやのに…
いや、私は縮まってもいいけどさ。。
しかも真夏やから…
『車で待たせる』とかエアコンつけてても怖いやん…
あ、ちょっと待って…
夜、どうやって寝よう…
この時、長男が夜中に私を探して起きるため、毎日私と長男が2階、主人と次男が1階で寝てました。。
頭の中は完全なパニック
とりあえず、車走らせ帰宅。
帰宅後、
長男くんに好きなDVDを見せて
見せている間に母へ電話…
私:事情を説明…
母:「えーー!!!それは大変やんかぁ‼️
でも、お母さん明日病院で検査控えてるんよー!!行けても日曜か月曜か…
ごめんね‼️頑張ってねー‼️」
私:「そっか!!わかった‼️ありがとうねー」
…
明日検査控えてるの?お母さん…
次男坊の産前には、血液に異常が見つかり、骨髄の検査もしていました。。
お母さんもしんどいよね…そんな時にこんな電話をしてごめんよ
一人で頑張れよ、私‼️
私も母親じゃないかー!!
(全て心の声です)
夜は一人で頑張れる‼️
寝不足になったって、何日間かのはず!!
残りの問題は…
荷物を届ける任務だな
(いや、こんな流暢に構えてなかったか)
人見知りの酷い長男が、私以外で一緒にいられる人…
あーー!!!
いたいたいたー!!!!!!!!!
Mさんー!!!!
(自閉症の娘さん(すでに高校生)を育てていて、いつも親身に相談にのってくださっておりました)
もしかしたら…
Mさんなら、長男くん少しは一緒にいれるかも‼️!!!!
悩んでる時間ないし、もうなるようになれーーー
人に助けを求めるのが、もともと苦手な私。
でしたが、
手を震わせながら電話をしたのを覚えております
私:事情を説明
Mさん:「◯◯ちゃん(私)、大丈夫ー?待ってて!!!! すぐ飛んでいくからねーーー!!!」
私:大号泣
「ありがとうございますー」
私:「あの、Mさん…私、◯◯総合病院の場所知らなくて…」
Mさん:「私知ってるから大丈夫!!!! 荷物準備して待ってて!!!! 私が連れていってあげるから‼️」
私:
優しすぎるー!!
ありがたすぎるー!!!!
このご恩、絶対忘れませんー!!!!!!
とりあえず、
次いつ病院へ行けるか分からないので、
困らないように、大量のパンツ、シャツ、タオル、あと、歯ブラシ、くし、
なんか色々詰め込んだ気がする…
そしてMさん、
ほんとにすぐ飛んできてくださり
一緒に総合病院へ!!!!
車の中で、Mさんと長男は待機。
私は次男坊を連れて、荷物を届けました。
あーー任務完了したーよかったー
って、、、
主人の体を心配する余裕、この時ゼロの私…
最低なダメ嫁です
そして主人と会って、どんな会話をしたのか
記憶にありません
荷物を届ける任務が完了し、車へ戻ると…
長男くん、
疲れて車で寝ておりました
良かった…
Mさんに、何度も何度も頭を下げて、
無事に帰宅
夜ご飯の準備を終えて、
あ、明日ペットボトルを捨てる日だ‼️
この時ペットボトル大量にありまして…
長男くんに事情を説明…
私:「今からお母さん、このペットボトルを捨ててきます。すぐ帰ってくるから、それまでお家でYouTube見て待っててくれる?」
長男くん:「はい」
好きなYouTubeを見せてる間に、
次男坊を抱っこしてゴミ集積場へ!!!!
『おかーさーーーーーーーん』
えっ
待っててとお願いした長男くん、
靴も履かずに私を追いかけてきてた
ちなみにゴミ集積場までは家から200メートルほど離れております…
ダッシュで捨てて、ダッシュで長男も連れて帰宅
夜ご飯食べて、お風呂に入れて、、
泣き叫ぶ次男坊を放置して、まずは長男を寝かしつけ…
そして次男坊も抱っこ紐で寝かし…
川のじになって3人で就寝…
この時、すでに23時すぎ。
ふぅーーーーー
何とかなるもんだね
『あーーうーうー』
え…次男坊起床…
布団に置いてまだ10分と経ってませんが…
しかもなんか、元気?
仕方なく、次男坊と1階へ…
1時間ほど遊ばせて、再び抱っこ紐で寝かしつけ…
はぁぁぁ
この時すでに0時半…
やっと布団だ~きもちいいー♥️
長男くん:「お母さん」
え起きたの?
私:「大丈夫だよ。お母さん横にいるよ。」
30分程かけて、ようやく長男が寝付く。
と思ったら…
次男坊「うぇぇぇーーーーん」
え
はいはい、トントンするね!!
ねんねんしよねー
やっと次男坊寝付く。
長男くん:「お母さん」→同様に寝かしつけ。
次男坊:「うぇぇぇーーーーん」→同様に寝かしつけ。
なぜちゃっかり交互?
これ、3回続きました
一睡もできずに次男坊起床…(夜中の3時半)
次男坊にミルクをあげる
ミルクあげてる間、目を閉じて休息…
開けたら
長男くん、私の横に座ってる
え?いつから?
私:「起きちゃったの?」
長男くん:「起きちゃったの(オウム返し)」
私:「お母さんミルクあげてるだけだよ。
長男くん、寝てていいんだよ」
長男くん:「……」
結局ミルクあげ終えるまで横におりました。
不安だよね、、
いつもと違う夜だし、
お母さんアタフタしちゃってるしね、
その後、長男と次男坊は再び就寝…
長男くん、私にべったりくっついて、真横はすぐ次男坊…
一睡もできずに朝を迎えました。。
まだ1日目…
日曜まで耐えろ‼️ 私!!!!!
朝から、
相変わらず奇声ばかりの長男くんを見ながら
家事&次男坊の育児…
すると、
MさんからLINEが…
『◯◯ちゃん(私)、昨日寝れた?もしかして、寝れなかったんちゃうー?』
私:夜中の色々を説明…
Mさん:「私、今夜泊まりにいくよ✨次男坊見てあげるから、今夜はゆっくり休んでね‼️」
なんと
こんな優しい方がこの世にいるとは…
私:「こんなご迷惑おかけして申し訳なさすぎます。ご家族の方もおられますし。お気持ちだけで十分嬉しいです」
Mさん:「旦那も娘もOKくれてるから気にしないで大丈夫だよー!!!!」
そしてお言葉に甘え、泊まって頂きました
本当に本当に感謝です
日曜には、母が来てくれ
(母も体調良くない為、1階で一人で寝てもらい、私は息子二人と寝ることに。)
入院期間は9日間…
ずっと寝不足でしたが、途中母が来てくれた事で、長男の奇声がちょっとマシだったことがせめてもの救いでした…
主人の入院中に、
頼んでいた新しい洗濯機が届き、
(前の洗濯機がダメになりまして…)
ホースが合ってないやら、
なんかようわからんやり取りでてんやわんやしましたが…
無事に主人が退院
はぁぁ…良かった…疲れた…
死ぬかと思った(←大げさ)
それにしても、
家族みんな健康って、大事ですね
改めてしみじみ思うのでした
そしてこの後、
長男くんの奇声&パニックが酷くなったのは、言うまでもありません
忘れもしない『地獄の夏休み』
だけど、
これを機に、友人や周囲の人への想い、考え、色々変わるきっかけとなりました。
あー、打つの疲れたー!!笑
(読む方がもっと疲れたー!!!!!ですね笑)
※長々とお読み頂き、
本当にありがとうございました