元銀行員 役員秘書に転身 -2ページ目

退職と離婚

何度も公言していますが、ただいま転職活動中

最終面接待ちが1件、一次面接待ちが4件・・・


ところで、就職って 結婚みたいじゃないですか?

この人と付き合ってみよう♪と思って交際開始、でも他の人が魅力的に思い浮気。また別の人と出会って恋に落ち、プロポーズされる。

悩んだ挙句、まっいいかと結婚。 でも現状に満足できず離婚・・・


まさしく、ワタクシそのものです。


大学の就職活動の時、本気で活動しました。

そして、ご縁あって何社か内定。

でも最後に受けた銀行が受かり内定辞退して結婚相手は銀行に決定


まぁいいかと就職・・・


でもさまざまな問題発生


転職(離婚)を考え始める


でも「結婚より離婚の方が難しい」と一般的に言われる


そして、「入社より退職の方が難しかった」


1年半交渉し、やっと退職


そんなこんなで離婚し、バツイチとなったわたし


そして、今独り身の私は再婚相手を吟味中・・・

内定が決まりかけると「ホントにココでいいの?他にいい会社あったりして」


   そう。ただただ、バツ2になりたくないだけなんですよ~~~

銀行のオネイサンのランチ

銀行に入社前買ったもの   ランチ用バック       

  大学生の頃からのささやかな夢        

 かわいいランチ用バックを下げてお店に並ぶ

そして、入社1日目にしてその夢はもろくも崩れるのであった・・・


其の1     ランチ時間15分  

         就業規則には一時間って書いてありますよ。もちろん


  あくまでも、お局様によって決められたルールでしかありません


     でも・・・・    

 お局様=絶対   なんです。

ちなみに、このお局様の中でもリーダーだったキングオブお局様はアゴ勇に似ているので、以下「アゴ」と略させていただきます。
           

 銀行員のランチは一時間ごとのシフト制です。


      ですが、そこにはからくりが・・・。


例えば11時から12時までのシフトの人もお客様商売ですので11時半近くまで呼び出しボタンを押し続けるのは暗黙の了解です。でも、11時半にお呼びしたお客様が帰られるのは11時45分頃。


            よって15分  


   11時45分からランチ行ったら12時45分まで休めばいいじゃん!           と思った新人時代・・・。    

 でも「アゴ」の視線ほどこわ~ぃ物はない・・・ 


     ココで疑問に思った人がいらっしゃるはず   

 「11時ぴったり行ける日は1時間休めるの?」


いいえ。仮に11時にお客様の数が少ない場合、11時ぴったりランチに行きます。      


    しかし、15分後     

 内線「プッ。プッ。プッ。」       


      私「はい。食堂です。」   


   アゴ「pinky食事終わったら、すぐ窓口入ってくれる?」
    


 私「すぐ。参ります」  

歯磨きを済ませすぐ職場に戻ります。でも気遣いなのか15分より前には呼び出し内線来ないんですよねぇ・・・。    


   でも、そんな私にも、気分が向かない日も・・・    
  

       そんな日は、内線聞かなかった事にします。
  


食堂のおばちゃんに出てもらって、「もう、食堂にはいませんよぉー」って





     そして其の2  外出禁止

まぁ、15分しかないので外行けないってのもあるんだけど、入社研修で真顔で言われたこと・・・     



 「誘拐されますので、外出は禁止です」


誘拐???どうやら、昔銀行の制服と知ってる人が女子行員を誘拐し、支店宛に身代金を要求した事件があったらしい


妙に納得した私が自慢げに当時の彼に話したところ


とても頭の弱かった彼


「そんな危ない会社辞めちまえ~」 と本気で怒りました




そして最近新しい彼氏に同じ話をしたところ 



頭の回転の早い彼



「そんなこと言ったら帰れないジャン。出勤も出来ないし。誘拐しようと思ったら出入り口で待ち伏せする方が効率的でしょ」


          ごもっともです

私のキャラって・・・

タイトルにもある通り現在秘書を目指して転職活動中です。

先日社長秘書採用に応募したところ、書類も無事通過し面接行ってきました。

社長秘書の為か一時面接から社長と1対1

ベンチャー企業の為か・・・。社長若い。若すぎます。30代前半。


         面接は和やかに進みます


趣味は?好きな映画は?好きな場所は?好きな食べ物は?好きなブランドは?


あれっ。これは・・・ ホントに面接ですか???


志望動機も、自己紹介もない。   あれっ・・・



       そして極めつけのひとこと

社長「プライベートでは採用したいんだけど」




「???プライベートでもお仕事されているんですか?」




社長「あっ、分からなければいいよ(笑)」

       ん???



そして今日合否の連絡が転職支援会社の担当者を通して来た。


担当「結果から申し上げますと、残念です」


私「どこが悪かったんですか?」


担当「非常に申し訳ないんですが・・・・先方の社長がおっしゃるには秘書と言っても雑用が多いので雑用が頼みやすい子にしたとの事です。」


私「えっ。私、雑用全然しますよ~~~(涙)」


担当「でも・・・。正直わたくしもpinkyさんに雑用頼みにくい感じです。はい。」

あのぉ。一体どうゆうことですか・・・。


この文面だけだと私、すごく怖い人に思われてます???


         弁解させてクダサイ

わたし、優しいです。物腰も柔らかいほうだと思いますし、笑顔も絶やしません。


 
           なのになぜ???

   確かに、可愛らしい系では決してないですが・・・


       だって、背でかいし・・・

誰か教えてください。言葉の意味を・・・。


そして謎のひとこと「プライベートでは採用してもいいよ」の意味・・・。


あのぉ、愛人ということですか???


誰か・・・。助けてください。   落ち込んでるんです・・・。実は

不審者

 銀行 

そこは色々なお客様がいらっしゃいます。


時には怪しいお方も・・・

万が一の時に備え
  緊急時の暗号の確認  防犯訓練 そして日頃から「事件は起ってからでは遅い。事前に不審者を見抜けるように。お客様を見たらまず疑え」
と訓練されてきました。



ある冬の寒い日その男は来ました。


冬なのに黒いサングラス  黒のウールのコート 顔を隠すように巻かれた黒のマフラー  身長180前後  不自然にクロビカリしたロン毛
 

          怪しい・・・ 怪しすぎる



窓口担当者一斉に緊張が走ります  


こんなときみんなが思うこと・・・

「私の窓口には来ませんようにぃ」

    そう。銀行は番号札制です。 


こんな人を見つけちゃった日は   



       恐怖のロシアンルーレット



番号呼び出しボタンはロシアンルーレット化します。


ピンポーン

 年功序列ですかねぇ。こんなときは後輩から行きます。


後輩「あっ」  小声で・・・

このロシアンルーレット一発目で男は彼女の窓口に・・・ 

 後輩撃沈


私と先輩はニヤニヤ笑いホッとします。 

さて、私も安心してボタン押そうかなと思った瞬間


「隣の窓口の人に用事があるんですけど」


この声は・・・     そうあの男


そして  隣の窓口の人 = わたくし

   えーーーーーーっどうして??  どうしてぇー???

動揺する私と心配する後輩、先輩・・・


そしてツカツカと私の窓口へ進んでくる男。


「いらっしゃいませ・・・。わたくしにご用件ということですが。どうぞ(汗)お掛けください」  よく言えた。私。


「・・・」


    えーっ。無視???

そして男はその怪しいサングラスの中からジーっと私を見つめます。


「実は・・・」 そう静かにつぶやくと

  ゆっくり、ゆっくりと手をコートの胸ポケットの中に・・・。


なに???そして私の妄想が始まります


  妄想「何をコートから出すの???もしやピストル?きっとそうだ。 出した

瞬間撃たれるんだ。私・・・。どうしようーーー。 こうゆう時の為の防犯ブザー、

これを押せば警察が5分で来るって研修で習った。 でもただの普通のお客さんだっ

たらエライこった。でも撃たれてからでは遅い し・・・」


きっと数秒だったのでしょう。

でもこういうパニック状態の時は       スローモーション   なんです。


そしてついにコートから出たものは・・・。


              「名刺」  


              ?????


男「実は私成人向け雑誌の出版社の者なんですが「銀行員脱いじゃいました」  って特集に出てもらえません???あっ、モザイクかけるんで♪」


「・・・」


そう。男はエロ本の編集者なのでした。

ホッとしたけどよく考えたら・・・

 失礼じゃないですか???


誰が出るんだよーーーぉと心の中で叫ぶのでした。



でも続きがあるんです。


あの事件から半年ほど経った時、当時付き合っていた彼の部屋でいつものようにエロ本探し・・・。


彼はさわやかフェイスでエロ本好きでした。


そして、見つけちゃったんです。    


   「支店長♪銀行員○○○(仮名)脱いじゃいました」                   

 
       間違いない!


一体どこのバカ銀行の女子が出たんだよーとおもいつつ・・・  



         開きました   



・・・・・見覚えのある制服・・・・・



そうです。私の銀行の制服。


年齢を見ると      同期だ・・・。      


     恥ずかしい。恥ずかしすぎる。


この記事を見つけた彼氏は私に言いたかっただろうに。

私がエロ本拝見していること知らなかった為、言えなかったのね・・・。

  でも私も言いたかったぁ 誰かに・・・  

でも言えばばれちゃうーーーー  私がエロ本見てたこと・・・          


      よって   今日初の告白でした♪                                       すっきりした♪

 

はじめまして・・・

 大学を卒業して銀行の窓口のオネイサンをしていた私ですが個性溢れるお客様との毎日に疲れ果て念願の退職を果たしました。
「もったいなーい」何度言われたことか・・・
そんな皆さんのもったいない発言を払拭すべくブログを始めることに。

ロビーでお漏らしするおじいちゃん、ATM相手に罵声を浴びせるお兄さん、話題の架空口座を作りに来る高校生、窓口でお見合い写真持参のお母さん、老人ホームから毎日脱走するおばぁちゃま、孫に間違いないと言い張るおじいちゃん・・・。
軽く思い出しただけでもこれだけのコントの様なキャスティング。

これらのお客様のエピソードを書きつつ、現在目指している秘書への道のりをお伝えしていきたいと思います。