一泊二日で近場一人旅してきました。

 

考えてみると、完璧な一人旅は初めてでした。

 

自然に触れて、自分だけの静かな時間を過ごして、美味しいご飯とお酒、そして温泉まで堪能しました。

 

健康でいられて、こんな時間が持てて、それを自由にできるお金を出せて、認めてくれる旦那さんがいて、そのことがどれだけ幸せなのかを感じました。

 

つくづく人間って欲張りだなーと思います。

 

失ったものは戻らないけど、思い出を大事に生きていこうと思わせてくれる良い時間となりました。

 

正直気分にまだまだ波はあります、私のハートブレイクはそんなに簡単な話じゃなさそうです(笑)

 

 

 

 

 

さて、羊水検査結果で18トリソミーが確定してからお別れの日まで。

 

夫とも毎晩色んな話をしました。

 

妊娠がわかった日の話、嬉しかった気持ち、今回の異常を指摘されてからの話、そして元気に生まれてきたらどんなことを一緒にしたかったか、、たくさん話しました。

 

 

 

そして、私のお腹に生きてくれてる残りの時間で、できることをしようということに。

 

 

 

お互いの好きなものをいっぱい食べること。

一緒にお風呂に入ること。

近所の公園に遊びにいくこと。

絵本を読んであげること。

夫のお腹に赤ちゃんをのせること。

 

 

あとは、生まれてきてくれたらどんな姿でも会おうということ。

天国に行くのに寂しくないように、プレゼントを贈ろうということ。

お手紙を書くこと。

 

 

そして、名前をつけること。

 

私は正直、名前をつけるかも迷っていました。

結果的には自分たちが決めた選択で自分勝手かもしれませんが、

娘の存在がはっきりとして、お別れが余計に辛くなってしまう気がしたから。

 

でも夫は名前はつけるの一択。迷いなくそう言ってくれたので、二人で考えました。

短い時間だったけど、お腹の中で可愛かった姿からヒントを得て、

そしてこんな子になってほしい、きっとこんな子だっただろうと願いを込めて決めました。

 

 

 

 

 

入院前の週末には、スカイツリーにお出かけしました。

日本で一番高いんやで~と教えました。

高級鰻も食べました。

正確には、母に食べさせてもらいました。

 

 

 

 

 

娘のことを悲しいだけの思い出にはしたくなかったので、三人でたくさん楽しい時間も過ごせたと思います。

 

 

 

全部伝われー!!!と思いながら。

 

 

 

終わり