今頃になると、東福寺辺りの紅葉が気になります。
ずっと昔、大徳寺塔頭のお坊さんが、京都の紅葉は11月20日ですねん、とおっしゃったのがずっと頭にあります。
今年は暑かったのでまだまだだろう、とは思ったのですが、思い立って東福寺辺りを探訪しました。11/16だったのでまだよね、と思いつつ。しかも20度ぐらいの日が続いていました。でも、と期待しつつ行きました。
去年行ったよね、と思いこのブログを検索したら、何と、2019年11月でした。4年も前だなんて( ゚Д゚)この時は、伏見稲荷から東福寺まで歩いたよね、と思い、今回はいきなり東福寺まで京阪電車で行き、ちょっと本町通りを南へ下がって東福寺の北側の門から入りました。
もう4時頃だったので写真を撮るには最悪です。朝一番に撮ると若葉の後ろから陽が当たって透き通り綺麗です。夕方、しかも日の入りも近い頃、暗い写真になるに決まってます。でもね(#^.^#)4時前頃です。
観光客の方々がもう三々五々に帰られてましたが、それに逆らって東に上がって行きました。
左に東司などがある一番メインの門の前を通り過ぎ、伏見稲荷方面に右へ曲がって南に下りました。これから伏見稲荷までほとんど道なりにまっすぐです。南へ南へ。
東福寺通天橋を西側の臥雲橋から見たところです。中村吉右衛門さんの鬼平犯科帳のエンディングでは腰元や侍などが通っていましたね(#^.^#)
吉右衛門さん、素敵でした。あれで時代劇チャンネルに登録しましたもの(^O^)
まだ三分、ってところでした。でも先日10度まで下がりましたので今は真っ赤でしょうね(#^.^#)
この辺で4時4分。とても歩くのが遅いし写真撮りながら、です。進んで行くと
いろいろな塔頭がありました。これは 筆の寺、とのこと。写経ですって。雅び~♡
素敵なおうちにおぜんざいなど置いてあるようです。この少し前に大きな茶店があってもう仕舞かけでしたのでこの次は早く来ましょう。
光明院
立札があったので読みました。
630年ほど前に作られた枯山水で苔がきれい、とのこと。
南明禅院 と右の石塔に書いてあります。左の石塔を見ると、『徳川家康公正室旭姫墓在』とあるではありませんか( ;∀;)
どうする家康 も見てますが、何と言っても旭なら『おんな太閤記』の旭ですよね♡
泉ピン子さんの旭が、兄の秀吉に、家康への人質のためにせんだみつおさんのだんなさんと引き裂かれて家康に輿入れしていったのです。可哀そうでならず、涙が出そうでした。
大河ドラマでは私の中では1、2を争います♡
しばらく歩きました。すると
伏見稲荷の一番北の鳥居なのかな。
ほとんど外国の観光客のようでした。
本殿なのかな、灯りが並んでいるところは神主さん達が着物を着て御祈祷の用意をされています。
お正月には人が詰めかけていて、この階段を上がるのも無理で、大体下から拝みます(^O^)
平日で紅葉もまだ、ということでそれほど多くなないですね。
拝殿かな
伏見稲荷の敷地内にある、絵馬を奉納する神社です。この左横の道をずっと歩くと少し車も通る横道に出ます。これが突き当りで、右に行くと、本町通に出てすぐ京阪深草駅です。着いたら4時40分でした。早足の方は東福寺から30分もあれば。
以前はお正月には深草駅から伏見稲荷に行って初詣をしたものです。その頃は本町通りに酒まんじゅうが売っていて父母とほかほかの酒まんじゅうを熱っ、熱っ、と言って食べながら行きました。今でも売っているのではないかな。伏見稲荷の近くは畑で、柔らかそうな葉物の野菜が植わっている畑の小道を歩いたものですが、最近は家ばかりですね。でも東福寺から深草駅までごみ一つありませんでした。きれいな歩きやすい小道でしたよ♡
今日はお坊さんが言ってた一番紅葉が綺麗な日。冷え込んだのできっと紅葉が素敵でしょうね♡♡♡