あと少しで秋も終わり、師走になろうとしています。
ここ13、4年大衆演劇を見て来ました。私事でも、演劇でもちょうどぽっかりと体が空いて、秋を堪能しに出かけることができました。まずは、
紅葉の秋
伏見稲荷~東福寺
歩こうと考え、このコースで、人がいないところを探して歩きました。
京阪稲荷駅で降りて、参道を歩こうとしましたが、凄い人波。
10mほど一つ北の通りを行くと、すぐにほとんど誰も通らない、琵琶湖疎水に出ました。
川沿いには、それこそマラソン人が行き過ぎていくだけでした。
面白いことに、本物より、川面に写る紅葉の方が赤かったです(^^♪
伏見稲荷の参道と平行に、どんどん山の方に登って行くと、旧道と思しき道に出ました。
ごんだゆうの滝道、って何だろう、と検索しました。何でも、滝行をするところが何か所もあり、その一つだそうです。
大半は、廃れているそうですが、現在もやっているところもあるそうです。
それで考えて、はた、と思いついたことがあります。
そういえば、比叡山を筆頭に、石山寺、三井寺などで、修験者が山で修行されていましたね。
伏見山から比叡山、石山まで歩いたことがあります。ただし、足が弱いので、いくつもに分けてちょっとずつ歩きました。
伏見山~泉涌寺、泉涌寺~粟田口、粟田口~大文字山、銀閣寺~瓜生山、瓜生山~比叡山、比叡山~坂本、
醍醐山~石山寺、醍醐山~膳所
健脚の方なら、東山は一気に歩けたでしょうし、修験者は自分の庭のように歩いていたのでしょうね。
伏見山で修行をする人がいたのもうなずけます。
うっそうした竹藪などあって、わくわくします。
市街地が見えて、うれしくなりました。
東福寺の塔頭が見えてきました。
やはり東福寺辺りの紅葉はきれいですね。
ちょっとだけ東福寺を写しました。この辺りはたくさんの人が。早々に出ました。
帰りがけの参道で。
観光客目当てのお店でよもぎの焼餅を買って帰りました(^^♪
読書の秋
タイムリーに新聞で面白そうな本を紹介されていたので、買ったり、図書館で借りたりして読みました。久しぶりのマイブーム到来。
うむうむ、アガサクリスティーの匂いがするミステリーでした。少なくともこんな構成のミステリーは初めてでした。
うーむ、まだ、途中です。
これは、千鳥劇場の棟梁さんが著わされた漫画です。出版されてすぐ探したのですが、どこにもなかったのです。
先日、さつきさんと高槻の千鳥劇場に行った時に、オーナーの女性の方に聞きました。
『すぐに売り切れてしまいましたけど、案外、図書館にありますよ。』とのことでしたので、図書館で検索すると、ありました、ありました。
近くの図書館にはなかったので、他支部の図書館のを取り寄せてもらって読みました。
慣れ親しんだ大衆演劇の世界、ほんとは、外から見てるだけですが、それでもとても嬉しかったです。
『娘が結婚しないので』垣谷美雨さんの作。いつも痛快(^^)/
『ねじれた家』 アガサ・クリスティー作
映画になってから興味をもったけど、もう終わっていた(;'∀')
『妙麟』
『将軍の子』 新聞の書評を見て読んだのばかりです。
シネマの秋
『風水師』
『国家が破産する日』キム・ヘス主演。この方は実に上手い。
両方とも韓国映画です。演技が上手い。フラストレーションを起こす演出が上手いですね(^O^)
文化の秋
京都市考古資料館四十周年記念事業
『京都歴史散策ガイドブック』をいただける、というのでミニパンフと思って行きました。すると、豪華な本とDVDだったのでびっくりしました。
秀吉が京都中に張り巡らした御土居のマップ、伏見稲荷辺りのマップ、城南宮のマップもいただきました(^O^)
二階には、石器、土器、などの発掘したものもあって、おもしろくてなりませんでした。
出てしばらく行くと、インドカレーの店があり、美味しく一休み。
お安い日替わりランチでしたが、ナンがふわっとしてとても美味しかった。後からコーヒーもいただきましたよ。
又行くと、堀川通りの銀杏並木で又また、秋を感じました(^O^)
龍谷大学大宮学舎
140周年記念 『新出の藤原定家本【若紫】について』の講演会
藤本孝一客員教授の講演でした。藤原定家直筆の本は、四冊しかなかったのが、今年、五冊目の若紫が新発見されたのです。
千年近く前に書かれ、いろいろな人たちによって書き写された本、この講演されている京都で書き写された本が出て来た、という奇跡。
以前は一行で書かれていた和歌が、定家により、上の句と下の句に分かち書きをされた、など、興味深いお話をされてうれしかった(*^^*)
いつも、だらだらしたり、用事で走り回っていたりして、なかなか有意義なことができなかったなあ、とふさいでいましたが、秋の空や紅葉、他の人が頑張って実にしたものに触れることができて、今年の秋はいい秋になりました(^^♪