不倫は徹底的に隠してするのがマナー
決して 心の底から決して
不倫を擁護する気はないし
不倫大大大反対というのが大前提で今日のぼやき
人を好きになるという心の動きは
感情を持った生き物であれば何の不思議もないことで
そのこと自体には納得している
恋は人生を豊かにするものだから大いに賛成する
結婚している（あるいは交際している）状況で
そのパートナー以外の異性を好きになることが
そんなにいけないことなのか
絶対好きになったらダメなのか
道徳倫理観念の教育に洗脳されて育った人は
もちろん「ダメだよ」と答えるだろう
洗脳というとちょっと怪しい響きに思えるかもしれないが
教え説かれるといういい感じの意味ととらえてほしい
好きになることはいつどこで起こっても
その事については自然の摂理なのでしかたない
好きになってしまった
想いを伝え相手に受け入れられた
そうなったときに浮上する問題が自分の（あるいは相手の）おかれている状況
日本は一夫一婦制である
未婚状態で複数の人と交際することについては
もめることがあったとしても法的には違法行為ではないし
結婚している場合は民法上での不貞行為ということにはなるが刑事罰のある刑法上の犯罪にはあたらない
結婚していて配偶者から苦しめられることになっても
目に見える暴力（DV）の場合は傷害罪とかになることもあるようなのに
精神的な苦痛を与えられること
心が受ける見た目に傷が現れないことには罪が科せられない
どっちも痛いのになぁ・・・と思う
心を痛めつけられるのは
不倫の事実を知っているからで
何も知らなかったら 気づかなかったら
自分の知らないところでそういうことが行われているとしたら
それは全く痛くも痒くもないことにすぎない
そう思うと
不倫をする場合
絶対に配偶者には知られてはいけないのだ
何があっても完璧に隠し
隠し通さなくてはならないのだ
それが100歩いや億歩ゆずって最低限のマナー
（ってマナーもなにもないが）
スマホにロックをかける
相手の存在はニオイすら匂わせたりしない
家庭にはもちこまないよう
どんなに恋しい衝動にかられようが
在宅と思われるときには一切連絡をし合わない
相手の週末を欲しがらないねだらない
家庭のこと 配偶者のことを話さない
ましてや配偶者と不倫相手を会わせるなどということは絶対にしてはならない
様々な注意点がそれこそ無尽蔵にでてくるが
夫は上に書いたようなことについてすべてが NO
スマホ等自分で何もできない人なので
契約、購入、設定、すべてにおいていつも私がやっている
ただ、仕事で会社から支給される仕事用スマホもあるため、多少のことはできるはず
にもかかわらず未だにロックはかけていない
おそらくそれだけ私のことを信用信頼してくれているのだとは思う
ほんの数か月前まではマナーモードにすらしていなかった
そのため相手から
どう考えても普通なら家族団らんの夕食時や
深夜にもおかまいなくLINEが着信してポコンポコンと音が鳴る
すぐ隣で私が寝ていても平気でＬＩＮＥのやり取りをする
おかげですっかり着信音恐怖症になってしまった
相手の存在なんて
元部下で 何年も前からその存在は知っているし
丁度呑み会に送っていったときに相手の両親や彼氏にも会って互いに挨拶もかわしたことがある
もちろんそういう存在なので遠慮することなく彼女の話題を持ち出してくる
彼女の実家のことや 彼（内縁の夫）のことや
仕事のことなども
とにかく何でそんなことまで知ってるんだ？と普通は変じゃないかと思うようなことまで感覚がマヒしているのか普通に私に教えてきたりする
おそらく私のことについてもいくらかはあちらに話題を提供しているのだろう
実家に関する話題も 時には私に話す前に彼女に話していたり
私の実家に関する話すらしていることもある
信じられない愚行は
彼女の家に招待され 私も一緒に連れていかれたり
お互い夫婦一緒にゴルフの練習にも連れていかれた
もしどこかで世間に露見したとしても
「家族ぐるみのお付き合いをしています」
という健全な関係をアピールできる恰好の隠れ蓑なのか
あちらのいたってのほほんとした人の好い旦那さんは全く気付いていないだろう
ある意味うらやましい
当事者4名のうち
私一人だけがのたうち苦しんでいる
理不尽の一言につきるが
この苦しみを終わらせるために友人達はほぼ 「別れなさい」 と言う
今の不倫が終わっても前科何犯かももうわからない夫は絶対またやるよ、と口をそろえて言う
だろうな、、、と私でも思う
別れたら楽になるのかもしれないな、、、と弱気になる
そうしない理由はまた別の機会にこぼすことにするが
そうできないので今はひたすらじっと息をひそめて我慢するしかない
どんなに体中から血を流しながら
窒息しそうな苦しみを味わっても
世の中にあまた存在する不倫カップルの方々に言いたい
本当に好きで好きでたまらなく
自分の現在の配偶者ではなく不倫相手とが本物の愛なんだ、というのなら
それを否定はしないけど
「順番」を考えて進んでほしい
本物の愛を貫くというなら
今を捨ててから進んで行きなさい
それをする勇気がないくせにおいしい思いだけしたいなら
せめて最低限の最最低限のマナーとして
何があっても1ミリたりとも漏らさずすべて隠してください
自分が責任を負うと誓って築いたはずの家庭には
それまでと何も本当に何も変わらない日常を保障しなさい
よほどの超人でなければきっとできないでしょう
自分の大切な人のこと
ほんの些細なくだらないことだって
突然目に留まってしまうことがある
異変を感じ取ってしまうことがある
どんなに頑張って平常を装っても
分かってしまうことがある ということを知っておいて・・・
私が不倫を許可するのは
当事者4名がすべてその状況を把握し
なおかつ離婚という手段を択ばない理由が明確で
そしてなにより4名すべてが自分の配偶者に対して
1mm、1gも
何の愛情もない場合だけ