子供の頃、お祝いの日に食べてた定番は?
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昭和31年、「戦後は終わった」と言われながらも、街は、まだまだ、生きることに一生懸命だった頃。
私が5歳、姉が7歳。貧しいながら、祖母は私たちの着物の準備をした。
東北の11月は寒い。暖かな襦袢から、全てを縫ってくれた。
母は、結核でサナトリウムに入っていた。
振袖姿の女の子が2人。町内でも、話題になった。姉は赤、私はピンクの着物。華やかなリボンをつけて❣️
父に連れられて、神社に参拝してから、母のもとに晴れ姿を見せに行った。
家に帰るとたくさんの親戚とたくさんのご馳走が並んでいた。
祖父母も、父も、思いっきり頑張ったのだろう。
子供ながらにその時の情景が思い出される。
私たちが帰った後、母は、どんな思いでいたのだろう?
