そろそろ、いちじくの季節になり、スーパーの店先に並ぶようになりました。
いいお値段ですが、少し安くなったので先日買って食べた日に、「今朝、なに食べた?」
って聞かれ、「パン、ベーコン、卵、いちじく」って答えた。
えっ、いちじく?って驚かれた。朝食のメニューにわざわざ入れないのかなぁ。
そこから、「いちじくって必ず家にあったよね」って話になり、
1人は、「あった❗️」って、話が盛り上がったら、もう1人が驚いていた。
「だって、栃木の田舎だから、いろんな木が庭にあった」って。
今日、友達と「暑いね」ってLINEしていた時、フッと思い出して、「あなたの家も、いちじくあったよね」
と話したら、昔の家は、大体がいちじくと、トイレのそばに「南天」があった。って思い出して、
盛り上がった。
柿や梅、桃など、実のなる木が結構ありましたよね。
南天は、「難を転ずる」から、縁起物として植えられたらしい。
いちじくも、育てやすく、縁起物として、植える家が多かったらしい。
こじつけかもしれないが、やはり、幸せや家内円満、を望んで、木や花を植える。
ゆとりがありましたね。
今のように、狭い敷地に、駐車場も確保しなければいけない現状で、大きくなる木を植えるなんてゆとりはないだろう。
敷地の真ん中に家を建て、嬉しいことがあれば記念植樹をした時代。
庭も土で、緑が多く、隣との間もある程度空いていれば、窓を開けて、風を通すこともできた時代が
懐かしい。
まあ、基本、温度がまるで違うのだから、仕方ない。
一日中クーラーの中で暮らしながら、昔懐かしむ婆さんなのである。