天涯孤独で、最終的なこと考えなければいけないいとは思いながら、
まだまだ先なことと思っていましたが、今回の入院で現実の問題となってきました。
病院事務側も困っていたようですが、待ったなしのオペスタートに、「身内はいません」と言われると、
その時はそのまま進める以外ない状態でした。
この辺はまだ田舎だから、近くに従姉妹くらい居るだろうと思っている。
体調が落ち着き出した頃、何か、おずおずと切り出してきた。
自分ではわかっているから、前もって予約金のような形にしないのかと思っていた。
話をして、院内ATMでおろして、払った。十分に間に合う金額で、
会計後、返金があるほどである。
ベッドに痛みに堪えながら、天井を眺めていると、悪いことばかり考えてしまう。
「このまま立てないのではないか?」「今までのような、フラフラ、好きな生活はできないのではないか?」
いろいろ頭をよぎってきた時、ふっと気づいた。
今回の私のような人間が、これからもっと増えていくだろうと思った。
友人、知人を思い出したら、だいたい子供は、1人か2人。
その子達も、結婚しない、子供がいない。友人たちは、孫が1人か2人。多くがその形です。
その子たちは、従兄弟という存在がいない。
昔は、夏休み、お正月、祖父母のもとに皆が集まり、従兄弟との交流するのがあたりまえだったがそれがなくなった。
私の場合は、父は一人っ子、母は私が六歳で亡くなった。それからは、母の親戚とは疎遠になった。
どれだけの従兄弟がいるかもわからないし、末っ子の母であるから、たとえ従兄弟がいても、皆高齢で、
地方にいる。生きているかもわからない。頼れる人はいない。頼られても困るだろう。
子供がいると安心していた私たちは、根底から、覆されてしまった。
今更、運命を、人生を変えることはない。
友人たちも、今後どうなっていくのだろうか?
少子化、国全体が規模が縮小することはいいかもしれないが、
老後の問題、老老介護。他の患者さんを見ても、世話をする子供が60過ぎ。
大変である。いればいいが……
家族の姿が『先細り』してきていることを実感してきた。