たかが、47しかない、にほんの都道府県を言えない人が増えている。島根、鳥取を間違える、場所がちょっと不安?ならまだいい。

クイズ番組などで、有名大学卒の女子アナなどが、とんでもないことを言う。冗談?宮城県が九州にあったり、たった4つの、四国が言えなかったり。ゆとり教育の弊害でしょうか?

今日は、アメリカのデラウェア州の話をしましょう。デラウェア知っていますか?

アメリカの地図に精通している方は、相当のマニアだと思います。あの数ですから、知らなくても当たり前ですね。

ブロ友さんで、ニューヨーク在住の方が、暮らしぶりを書いています。先日、デラウェアで作っている「日本ネギ」が出ていました。ネギが手に入るのだと、感心しましたが、いいお値段ですね。

デラウェアと聞いても、知っている人は少ないのではないでしょうか、ニューヨークとワシントンの間の小さな州です。アメリカ建国の地で、州都は、フィラデルフィア。この名前は、聞き覚えがあると思います。

息子が高校の時、留学しました。ハイソな街で、お世話になったお宅も、州のお偉いさんでした。人見知りしない息子は、可愛がられ、知人の結婚式にも連れて行ってもらったそうだ。


そして、もう一つ我が家に関わる話。

夫の義父は、明治の終わりか、大正の初めに、あてもなく、ヨーロッパに渡り、20年以上暮らしてきた人である。(前ブログに書いたことがある)

その時、あちらの女性と結婚していた。子供はいなかった。

そして、義父は1人で、日本に帰ってきて、義母と結婚した。

その女性の話はあまりしなかった。髭が生えるって言っていた。

義父が亡くなり、遺品を整理していた時、面白いものが見つかった。義父の離婚裁判の書類である。

それによると、ある日、彼女はアメリカに行って勉強したいと言って、一年の約束で渡米した。

そのまま、帰らず、行方不明となった。

日本の裁判所で、相手のいないまま離婚手続きをした。昔のこと、書類は、和紙に墨の縦書きで、「アメリカのヒラデルフィーアーへ行った」と、書かれていた。現物見ると、笑ってしまいますよ。