50年位前の原宿の話。

1970年、アンアンが発刊された頃。

原宿はまだ静かだった。六本木が、お姉さん達の街、原宿は、その妹分、という感じだった。

駅から、竹下通りは、明治通りへの抜け道で、静かな散歩道。ロジーナ茶房だったかな?紅茶の種類の多いお店があり、紅茶の雑学の元になっています。

明治通りと表参道の交差点にある、セントラルアパートに、アンアン少女が集まる、ブティックmilkがあり、隣が、レオンというコーヒー店。あの一角に人が集まる場所でした。

青山通りに向かって歩き出す。左手に同潤会アパート、右手に、オリエンタルバザーの赤い建物とキティランドだけがあった。

それから、どんどん有名デザイナーのお店ができ、飲食店が増え始めました。

いつの間にか、観光地のお土産街道のような街になってしまったようだ。そんな街が楽しみで人が集まってくるのも時代だし、それもよし!

変わっていく姿も、面白いと感じるバーバです。

一つ、思い出せないものがあります。

ラフォーレ原宿の辺りに、その数年前にファッションビルが建った。オープニングパーティーに行き、ミモザの花が飾られ、お土産にも、ミモザの花をもらい、まだ、日本では珍しい花だったのを覚えています。「パレフランス?」違ったかなぁ。覚えている方いませんか?

ラフォーレ原宿に変わったのか、無くなったのか?原宿に最初に出来たファッションビルだと思います。