彼にがっかりした様子はなかった。


私は やっぱり私は、2番目の女だったんだ、 と自覚した。


11月から1月にかけて、彼に好きな人の相談をされたりしたから、やっぱりって。


そのたび私はいい友達を演じて、私がいつもサポートするからとか言ってたっけ。


ただ、彼がびっくりする告白をしてきた。


『本当は付き合いたかったんだけどね。』


『・・・ん??』


『聞いたじゃん、「やっぱり男の人と付き合う関係になるのは嫌?」って。』


そういえば11月の半ば頃、そんな質問されたっけ。


『んー・・・うん?』


『その時にNOって言ったから、告白しなかった。』


『でも・・・もう遅いよ』

『もうしないから・・』


と次の日に謝っても、彼はいらいらしたまま。


『明日、ご飯行こう』


そう私が誘ったけど、結局行かなかった。そして、どういう風になったのかわからないけどまた仲直りして元の関係。


2月14日、キスした彼と付き合うことになった。


でもそれは私が断れなかっただけで、特に好きっていう訳じゃなかった。


ただこれから好きになればいいかな、って軽く思ってた。


これが私を苦しめるとも知らずに。

そんな感じで二人の関係は1月まで順調に続いていった。


ただ、1月に入ってから私ともう一人いたセフレと急激に仲が良くなり、クラブでキスしていた所を彼に見られた。


でも私は彼にとってはセフレの一人に過ぎないんだし、他の男とキスしたって関係ないと思ってた。


そのキスの後に彼を必死に探したけど全然みつからなくて、クラブの後に私からメールをしてみた。


『先に帰ったの?』


『関係ないじゃん』


返ってきた返事はとても冷たいものだった。


『えー探してたのにー』


『なんで?キスの続きしてりゃ良かったじゃん』


明らかに怒ってる・・・


『なんでそんなこと言うの』


『彼氏なんでしょ?』


『彼氏じゃない』


『あっそ』


彼が怒ってるのはわかったけど、なぜかは全然わからなかった。


だって私は彼にとってただのセフレ。特別な存在でもなんでもない・・・


それなのに、嫉妬?