初診が終わって
支払いまでの待ち時間も長く
その夜のホテルへチェックインしたのは
かなり遅い時間になっていました。



気分は

「もしかして もしかすると、魔法の薬をとうとう手に入れてしまったかもしれない!?」

期待と喜びと満足感でいっぱいでした。



翌日
起き上がるのもやっとなので
チェックアウトの時間ギリギリでも起きれず
延長して体制を整えて
ホテルを後にしました。



新幹線に乗って帰る時も
髪はボサボサでマスクをして
時折 顔をしかめながら うつむいたまま黙って座っていた私です。



かなり怪しくて目立っているようでしたが
座っている以外の余裕は全く無い状態で
やっと帰って着ました。



駅まで迎えに来てくれた友達は
久しぶりに会った私の変わり果てた姿に
覚悟を決めたと
後に言っていました。
(車の中でも、咳き込んでしまうので無言です。
話す気力も有りませんでしたが・・・)




その日は
余命1ヶ月宣告される
10日前になります。



その水薬は
見た目も水のように透明な液体で
ほんの少しの量から飲み始めます。
(スポイトを使う程の 少量)



朝 起きて
歯磨きをして(口を清潔にしてから)
毎日毎朝 1日一回 飲み飲み始めました。



味は 何とも言えない味です。
段々 量が増えると
味も濃くなっていきました。




私が薬をもらいに行った後に
その医院は予約でいっぱいになり
予約自体を受け付けなくなりました。



ギリギリ滑り込めてラッキーでした。




私は、その水薬をトータル半年間
飲み続けることになりました。



〈病歴〉

2010年 
2月 胸のシコリに気付いて検査(直結1cm)
11月 乳がんと診断《トリプルネガティブ》(直結4cm) 
12月 民間療法スタート(ガン放置療法)

2011年 
4月 代替療法スタート(温熱治療)
11月 化学療法スタート (余命一ヶ月と宣告を受ける。)★←今 この時期です

2012年 
4月 乳がん手術成功
8月 術後化学治療終了(術後治療終了後 3回の講演会)
11月 脳転移発覚(放射線手術を受ける。)

2013年 
2月 脳転移消滅確認

2014年
11月 プチ講演会再開
現在 経過観察中
キティーの鼻にソフトタッチで
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