待合室で数時間 待って
やっと中に呼ばれました。



その大病院大先生は
見るからに
西洋医学と東洋医学を極め
長年の実績がありそうな
優しそうに見える
独特のオーラを放つ
お爺さん医師でした。



そのお爺さん医師が
私の乳癌を見て言った第一声は

「よく ここまで頑張ったね~
乳癌は みんな早いうちに手術してしまうから
こんなに成長した乳癌には
滅多に お目にかかれない︎!」

と感心しながらの言葉でした。



そう言われて
私は嬉しくなりました。


「という事は
手術してしまってない
手術を拒否し
大きくした私は 正解って事??
切らない選択をして 良かったんだぁ。。。」



次に
私のソフトボール大の乳癌を触診し

「奇跡じゃ︎!
癒着していない︎
切ったら すぐ治るよ♪」

と満面の笑みで言われました。



私「そうなんですか~︎良かった~︎」



と今迄の苦痛や大変さ 不安から
一気に解放されました。



そして一瞬 心の中に

「でも 半年前の まだ今よりずっと小さい時に
乳腺外科の先生から
『すぐに手術出来ない大きさだから
抗がん剤で縮めてから 手術します。』
と言われてたけど。。。

この お爺さん先生は
私の画像も見ずに触っただけで
簡単に『切ったら治る』って。

どっちが本当なの??

でも こんな大きな病院の偉い先生が
自信持って言うんだから
間違いないだろう︎!」

と自分に都合がいいように解釈して
疑問には蓋をしました。


医師を信用しないと頑張れないし。。。


ここで
冷静な判断が出来るかも
運命の分かれ道だと思います。


その時に
︎画像診断もせずに 触診だけで治ると言い切れる根拠は?
︎何故 乳腺外科の先生は手術出来ないと言っていたのか?
この2点を
詳しく尋ね 理解して判断すべきだと
今では思います。
(1番大切なのは治療が目的で 命を守る為に行ったのだから)

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