その講演会が終了し
何人かと感想を話した時に

「やっぱり 抗がん剤をしてしまうと終わりなんだな。
だから、病院に行っても助からないんだ。」

と聞きました。





私も
そう思ったので
ますます 強く思いました。




その後私は乳がんになってから
その男性の歩んだ道程を調べませんでした。




それは人それぞれ体が違うのに
もし私には効果がある方法だったとしても
他の人で結果が出ていないと知ることによって
私の気力が落ちるのを避けたかったからです。




なので私は闘病中に
インターネットでガンの闘病記を見ませんでした。
元気になってしまうまで読む気持ちになれませんでした。
(影響を受けたくなかったので)




真実しか信じられないので
自分の体が どう変化していくかにだけ集中しました。




その結果 色々ありましたが
末期乳がんから生還することが出来て
気持ちの余裕ができた時に
男性の乳がん講演者のBlogを見つけ読んでみました。




そして その数年後
末期ガンで亡くなった最後の状態を知りました。
(その結果を伝えると知っていた方々は
「彼は真面目にやって無かったから。」
と言っていました。
結果が出ないと そう言われます。)




その男性は
治っていくプロセスを見せるつもりだったと思いますが
上手くいかなかったリスクについては
どう思われていたのでしょう。




同じ道(抗がん剤などの拒否)を選んだり賛同した人は
自己責任でしょうか?




一歩間違えば
やり直しが効かないことを
断言し続けてよかったのでしょうか?




無くなる数日前のBlogには
末期ガンの辛い体の状況と(肺の水 腫れ 痛み 骨転移による骨折で寝たきり)
「もうすぐ 治る」
と書いてありました。




このかけがえのない『命』を扱う情報が
混乱していると思います。




ガンになると
本人も家族も周りもみんな
動揺して判断能力が鈍ってしまう事を
身を持って体験しました。

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