その後
1cmあるかないかの
大きさだったシコリはジワジワと成長し続け
遂に違和感が出てきました。



でも そんな時は
待合室で読んだ本の
『良性でも、メロン大になる腫瘍が有る』
という記述を思い出していました。



「消滅する様子もないという事は
良性でも 悪性でも
手術しないといけないという事やん。。。
嫌だなぁ。。。」



細胞の検査に行って確認しないといけないと思いつつ
いざ大きくなると躊躇してしまう。。。
(注射が大嫌いだったので)



そして
益々シコリは成長し
秋頃には皮膚が赤くなってきました。



その赤くなった皮膚は
触ると痺れたような感じがして
感覚が鈍くなっていました。



気持ちは
検査に行かなくてはと思いつつ
痛そうで怖いような。。。
(注射が本当に苦手だったので)
そうこう迷っているうちに



初めはチクチクだった痛みが
次第にはズキズキし始めました。



周りの人に相談してみると
「癌は痛くないっていうから、大丈夫じゃない??
ガンでは 無いはず!」
と言われ痛みを我慢していました。



それも次第に焦りが出て来て
もう一度 乳腺外科の予約を入れました。



その頃 シコリはピンポン球位に
成長していました。


その数日後
初めに行った乳腺外科を訪れました。



まずはマンモグラフィーから。
しばらくしてマンモの部屋に呼ばれました。
検査の前に
私のシコリを見たとたん
マンモの技師の女性の顔色が変わりました。

「とても挟んで検査出来る状態では有りません。」

マンモグラフィーは出来ず
先生に見てもらう事になりました。



しばらくして呼ばれ
私の赤いピンポン球のシコリを見た
先生の表情は 強張りました。



そして次回の予約を取り
細胞を取る検査を勧められました。



その時に
麻酔をするとは聞いたものの
専用の道具を見せられました。



シコリが小さい頃ならいいけど
今ズキズキして痛むシコリに
そんな恐ろしい物を刺すなんて。。。
(ただでさえ痛がりなのに(/TДT)/)



私は
予約は入れて帰ったものの
丁度 予約の日に
仕事が外せない予定があるのも判明して
検査に行かないことに決めました。



その後も
心配した看護師さんから
「娘さんの為にも」
と何度か連絡が有りましたが



いざシコリが大きくなり痛むと
怖さと痛みで行動できなくなっていました。


「検査したくない。。。
シコリよ縮まって。。。
痛くなくなって。。。」


そう願っていましたが
ついに日に日に増す痛みで限界になり
『怖さより治療したい』
の気持ちが勝つ状態になりました。
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