「コン コン!」
2人のお巡りさんが
車の窓をノックする音で目を覚ました。
私は急いで窓を開けました。
わたしの姿は居眠り運転の事故車に見えたと思います。
そして、窓を開けたとたん
「ライトを切ってください!」 「はい。」
「エンジンを止めて下さい!」 「はい。」
「パーキングに入れてください!」 「はい。」
と、矢継ぎ早に言われました。
私も外は明るいし、
車も止まったままだったのでビックリしました。
「免許証を見せてください。」
「どうされたんんですか?」
やっと私が状況を説明できる番が回ってきました。
意識を失うまでの状況を説明すると、
お巡りさん「持病は、有りますか?」
私 「半年前に、○○病院で乳癌の手術を受けました。」
お巡りさん「救急車、呼びましょうか?」
私 「そうですね・・・・・」
と、記憶にあるのは意識があったのはココまでです。
その返事をした直後、私は『泡を吹いて、痙攣を始めた』そうです。