幸せな朝。
陽の明かりで目が覚め、
隣を見ると大切な人が気持ち良さそうに無防備に寝てる。
目を覚ましてしまわない様に、そっと起きる。
キッチンをぼんやり眺め、
いつもの悪い癖で、過去を勝手に想像する…
既に過ぎた時間を考えても仕方ない
そう思い直し、お手洗いに行く
お手洗いから戻ると、大切な人が起きていた
考え事で気配に気付かなかったのか、
突如彼がいて、本当に驚いた
慌てた様子で
「もぉ〰️…いなくてビックリしたよ~…」
と、泣きそうな、ホッとしたような切ない彼の表情を見て、
一人で勝手に想像し、少し心が曇っていた自分が申し訳なく恥ずかしく思った
それと同時に、
ここにいてもいいんだと思え、安堵し、
とても嬉しく、より彼を愛しくなった
それから、彼お薦めのパンを焼いてくれて、
ヨーグルトと、淹れてくれたコーヒーで、ゆっくり朝食を頂いた
他愛のない会話をしながら、ゆっくりと食べる朝食の時間
優しく強く抱きしめてくれる時間はとても幸せ
それと同じくらい、
こういう、穏やかな時間も心から幸せな時間で、
噛み締めながら過ごした
もう、彼にあの表情、させたくないし、見たくない
と強く思った