幸せな朝。





陽の明かりで目が覚め、


隣を見ると大切な人が気持ち良さそうに無防備に寝てる。


目を覚ましてしまわない様に、そっと起きる。





キッチンをぼんやり眺め、


いつもの悪い癖で、過去を勝手に想像する…




既に過ぎた時間を考えても仕方ない


そう思い直し、お手洗いに行く




お手洗いから戻ると、大切な人が起きていた




考え事で気配に気付かなかったのか、


突如彼がいて、本当に驚いた




慌てた様子で


「もぉ〰️…いなくてビックリしたよ~…」


と、泣きそうな、ホッとしたような切ない彼の表情を見て、


一人で勝手に想像し、少し心が曇っていた自分が申し訳なく恥ずかしく思った


それと同時に、


ここにいてもいいんだと思え、安堵し、


とても嬉しく、より彼を愛しくなった





それから、彼お薦めのパンを焼いてくれて、


ヨーグルトと、淹れてくれたコーヒーで、ゆっくり朝食を頂いた




他愛のない会話をしながら、ゆっくりと食べる朝食の時間



優しく強く抱きしめてくれる時間はとても幸せ



それと同じくらい、


こういう、穏やかな時間も心から幸せな時間で、


噛み締めながら過ごした





もう、彼にあの表情、させたくないし、見たくない


と強く思った

















私は何なんだろ。。。



向き合ってもらえない



悲しい

いつもの仕事の日常。


その日は、入浴介助で行き来の誘導係でしたニコニコ


私の職場では、誘導係は、ドライヤーもかけますウインク




軽度の認知症でADLは本当にしっかりされてるSさんの髪を乾かし終わり、次の方の髪を乾かしていた時の事キョロキョロ



Sさん「本当に優しく乾かしてくれるわよねおねがいあなたのはとっても気持ちいいよ~照れ


私 「ぇびっくりそうですか???普通ですよくるくるアセアセ


Sさん 「普通じゃないわよキョロキョロ私にだってそれくらい分かるわよニヤリ


私 「えギザギザアセアセそんな事言って下さると、木に登っちゃいますよ?てへぺろ


Sさん 「どこまで登っちゃう?グラサン本当に優しい手をしてるわよ?ウインク



そんな会話をしました。


私、ドライヤーするの好きなんですニコニコ


ドライヤーの最中、

9割以上の方が、気持ち良さそうに目を閉じてジッとされています照れ


なかなか、お一人お一人と向き合う事が出来ない日々の中、

この時間は、『熱くないかな?痛くないかな?傷や発赤はないかな?』


そんな事を考えながら、乾かしています(勿論、周囲の様子も気にしながら)


気持ち良さそうにして頂けると、

会話はなくとも、とても嬉しくて安心します照れ




そんな私の勝手な気持ちを感じて下さった様で、とても心が温かくなりましたお願い


それと同時に、

入所者様が職員の様子を敏感に感じ取ってる事を改めて知り、身が引き締まる思いでしたアセアセ



当たり前ですが、

介助にとって、『手』はとてもとても大事なものですねハート