起業ブーム。

 

 

「独立したい」

「起業したい」

 

 

個人事業主なら

難しい申請もないので

今すぐ始めようと思えば

始められるという現実。

 

 

けれど、

 

 

「起業」「独立」

 

 

どうして、その選択をするのかな?

 

 

と聞くとね、

 

 

「え・・・?」

 

 

なんてキョトンとしてる人もいる。

 

 

実は、起業・独立したい理由を

明確に分かっていない人が多い。

 

 

「今の会社は自分に合わないと思う」

「転職してるけど、コレってところに辿りつかない」

「会社っていうシステムが自分らしくない」

「安月給から解放されたい」

「いや、友達も家で好きなことで仕事し始めて…」

「自由に生きたい。縛られたくない…」

「会社の一人じゃなく、自分自身を社会に認めてほしい」

「自分でやったほうが利益丸儲けできる」

「とりあえず1DAY資格を取ってきたから!」

 

 

ぼんやりしつつ、

「起業・独立っていう手があったな…」

というところからスタートしている

フリーランスも多いかと思います。

 

 

フリーランスになることのイメージが

隠居生活を楽しむようなレベルだったり、

家族に養ってもらいながら

趣味と余暇を楽しむ程度なら

 

 

この先は読まなくていいです。

 

 

起業・独立は

 

 

お金を稼ぐための手段の1つ

 

 

これは違いありません。

 

 

でも、

会社を辞めて、

会社にいたころのような給料と保証を

自分自身が自分にもたらしたいなら

 

 

ノリ

 

 

で起業・独立なんてやめたほうが安全。

 

 

会社にいる時には気づかないかもしれない。

「給料って、通勤していれば出る当たり前のもの」

実はこれはすごくありがたいことだってこと。

 

 

大抵の会社は

仕事ができようが出来まいが、

9時から17時までいるだけで

基本給が手に入ってしまう。

 

 

仕事できてもできなくても、

仕事できるエリートと同じように

休日の保証や福利について

主張することができる。

 

 

文句も言える。

経営者を罵倒することもできる。

 

 

責任がないのに、お金がもらえる環境。

それが会社だと思っている。

普段、意識しないことなんだけどさ。

 

 

でも、フリーランスになるってことは

自分が自分を雇うわけで

保証も自分でしていかなきゃいけなくなる。

 

 

フリーランスになることは

会社がイヤだ、仕事が合わない…

っていうことの

 

 

現実逃避ではないんだよ。

 

 

「社会に適応できない」

 

 

とか言ってたら起業・独立は難しいしね。

 

 

フリーになるってことは

自分が経営者で営業もしなきゃいけない。

 

 

仕事とお金は誰が運んでくる?

 

 

人、だよね?

 

 

今までは会社にいたから

営業が苦手であっても

営業課の人がしてたりしただろうけど。

 

 

事務が苦手だからと言っても、

基本的な事務は自分でやることになる。

 

 

数字が嫌いとか言ってられない。

 

 

お金は、数字だからね。

 

 

苦手なことから逃げるために

 

 

起業・独立

 

 

しようとするなら

そもそもスタート地点すら違ってる。

 

 

長くなるのでメルマガにして

お届けしようとは思っているけど、

 

 

会社員でいることが不正解ってわけではないし、

起業・独立がゴールでも成功でもないってこと。

 

 

じゃー、なべまきさんはなぜフリーに?

 

 

という話になるけど、

答えは

 

 

「せざるを得なかった。」

 

 

ただ、これだけ。

したいと思ったわけでもないし、

するべきだ!とおもっていたわけでもない。

 

 

選択肢が、これ以外、なかった。

背に腹は換えられない…に近い感覚。

 

ありがたいことに

自分で仕事をするということに

一切の抵抗感はなかったし、

「できる」と思っていたしイメージもできてた。

 

 

それは

自分の親が自営業だったから。

 

 

もし、サラリーマンの父親だったなら

自分でやるっていう選択肢はなかったかもしれない。

 

 

私も一時期、

会社員時期(製造)があった。

 

 

詐欺に遭ったときに作ってしまった

借金を返すために必死だったので、

仕事が好きだの嫌いだの言ってる場合じゃなかった。

 

 

たまたまモノ作りは好きだったし、

ゲームをクリアするみたいに

自分なりに仕事を楽しんでいたら

1年で主任になったり、

 

 

ブラック企業だったし、忙しかったけど、

それなりにお給料がもらえてて、

それが続くならわざわざ仕事もやめなかった。

 

 

仕事すること自体は嫌いじゃなかったし、

嫌い・苦手だと思う仕事の中で

1人で楽しめるゲームを見つけるのは得意だったから。

 

 

いろんな事情で、

ことごとく、

「自分でやるしかない」

に追い込まれることになったけど、

 

 

今思えば、

会社員はそれなりに楽しかった。

 

 

さぼっても、代わりがいたからね(笑)

 

 

会社員だから…って

思考停止状態になることが怖いってことは

再三言い続けていくけれど、

(実際に会社にいた頃、それを経験した)

 

 

会社員しつつ、

何かしらの「保険」を自分にかけておくべき

時代に入ったのは間違いないと思ってる。

 

 

でも、

それ、

 

 

起業・独立

 

 

って方法だけじゃない。

 

 

ましてや

家族がいるとか

守らなきゃいけない人が

 

「夢」

 

なんて綺麗な大義を掲げて

博打的にやるもんでもないと思う。

 

 

貯金、全部突っ込んで

新しいことを始めるなんて

相当なリスクだと思う。

 

 

軍資金は0からだって生むことはできるし、

実際に私はそうやってやってきたし、

お金をかけたからうまくいくのか?って

それは絶対的な未来を保証するもんでもない。

 

 

わりと破天荒っぽくみられがちですが、

私はクソ真面目なので冒険もしないし、

父親見ながら自営業の怖さも充分見てきたし。

 

 

ノリとか勢いで物事は始めていません。

一かバチかみたいな賭けもしない、

つまんない人間です(笑)

 

 

めちゃくちゃ怖がりだし

臆病だし、小心者。

 

 

だから、チキンなりに

色んな人に会って、勉強して、

ってことがやめらんないだけなんです。

 

 

ちょーーーと勘違いしてる人もいるので

あえて真面目な話を久しぶりに書かせていただきましたとさ。

 

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※以前UXさんで活動を取り上げていただき、

ニュースで15分ほどの特集にしてもらいました。

※現在ガールズパワーラボは解散しております。

 

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ランチをご馳走していただけるならお声がけください(笑)

※こちらのブログに掲載させていただきます。

 

個性心理學・認定講師もしています。

20年以上にわたり相談業に携わってきました。

人事・育成・教育現場・親子関係など幅広く応用をお伝えします。

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個性心理學・活用術