独立起業した人が

偉いという世の中ではない。

 

社畜

 

という言葉を目にはするが、

働き方の問題であって、

私の定義の中の社畜の定義は

 

考える思考を無くした

「会社にいれば金を貰える」

と思っている人

 

である。

 

・危機的概念がない

・終身雇用を信じている

・就職がゴールだと思っている

 

といった類の思考回路停止の人については

「社畜」にふさわしいかと。

 

よって、


会社員=社畜ではない。


これから「個」が活躍する時代がくるけれど、

それは

 

独立起業

 

を指す言葉ではない。

 

 

社会システム自体が

変わってくることが予想されるので、

 

 

自分をどこにはめ込んでいくか?

を考えていかなきゃいけない時代がくる

 

 

という意味で捉えている。

 

 

思考停止していると、

時代が変わったときに生き残れない。

 

自分の手の中にあるカードが

わからないからだ。

 

どういう状態か、

分かり易く言うと・・・

 

 

手札を見ないで

ポーカーをするようなもの。

 

何ができるか、

どんな経験があるか、

得意なこと、

 

それらを整理したことがない人が、

「オレつえーぜ、オレすげぇんだぜ!」

と遠吠えしてるような…

 

 

それが思考停止している人の図。

 

 

フリーランスになっても、

思考停止している人なんていっぱいいる。

 

会社員だから、

独立起業したから、

 

あまりこのあたりは関係ない気がする。

 

社会の仕組みの中で

1つの「ゼンマイ」になれるかどうか?

だと感じている。

 

 

会社に属していても、

役割をきちんとわかっている人は

起業独立している人より稼いでいる。

 

 

結局のところ、

自分というものを分かっているから、

どこで力を活かすかを知っている。

 

 

残念ながら私は

サラリーマンが向いていない。

 

 

フリーランスになった理由の一つに

 

・体が弱かった

 

というものがある。

すぐに熱を出すし、

体調を崩すと復帰に時間がかかった。

 

 

誰よりも毎日自己管理して、

しっかりシフトを守ってこなすには

「体力」だって必要だ。

 

 

しかもこのクソ暑い中

誘導をしているおじさん、

 

眠気と闘いながらトラックを走らせる人、

 

バス・電車を動かしている人、

 

信号が狂うことなく変わることを

24時間、常に確認している人たち、

 

生活水を常に維持できるよう

管理している人たち、

 

年末年始もお盆も、

スーパーに食べ物を並べてくれる人たち、

 

汗たらして大好きなラーメンを

作ってくれるお店の人、

 

 

この人たちがいなかったら

私はフリーランスとして仕事はできない。

 

 

ずっと前に、

一緒に車に乗っていた友達に

「面白い」と言われたことがある。

 

 

誘導員のおじさんをみて

「ありがとねー。」

と私が呟いたのを見て面白かったみたいだ。

 

 

人がしている仕事は全てと尊いと思っている。

 

 

汚い仕事をしている人、

体力的にきつい仕事をしている人、

メンタルがぶっとくないとできない仕事をしている人、

 

 

自分の代わりにそれをやってくれている人たち。

会社っていうところに属していて、

その中でいろんな人の「快適」を守ってる人たち。

 

 

それを見て

バカにする気が起こる人ほど、

 

 

社畜以上の

畜生に成り下がってるじゃないか!

 

 

って思う。

 

 

誘導員のおじさんに

「ありがとねー」とつぶやいた私を見て

面白がった友達との交流はもうない。

 

 

起業独立した人が

サラリーマンに対して優越感を感じるとしたら

その優越感は自分の仕事の成果で感じてほしい。

 

 

比較する場所を間違えると、

なんだかカッコ悪いからね。

 

 

独立起業は働くスタイルでしかない。

 

 

きちんと稼げるなら

どっちだっていいわけだからね。

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