新潟県の最低賃金(平成27年度)

731円

 

先日、友達と

「子供のお手伝いとおこづかい」

について話をする機会がありました。

 

小学生の子供を持つ人なら

一回くらいは考えるだろうし、

夏休みが来るたびに、

 

夏休み計画表

 

というものが配られ、

そこには決まって

 

「おてつだい」

 

という欄があるはず。

 

 

あまりお金の話を

よろしく思わない大人も多いが、

実のところ他のお宅の「お金事情」は

気になって仕方ないところかと。

 

 

子供のおこづかい

 

 

についても聞きにくいという人もいます。

 

あくまでこれから書くことは

「私の価値観」であり、

社会の基準からは大きくズレています。

(自覚はある。)

 

場合によっては

「親の風上にも置けない奴だ!」

と言われかねないことを承知で…

 

 

興味がある人は、

参考程度にとどめて読んでいただければ。

 

 

うちは小学5・6年の兄妹がいますが

おこづかいについては現在、

「大人扱いアルバイト制」

で獲得してもらっています。

 

勘違いしてほしくないので

先に説明しておくと、

 

「お手伝い(お風呂洗い)」

 

役割分担としてきちんとしているし、

こちらは当然、無報酬。

 

アルバイトについては、

・分給制(10分100円)

※時給なら600円

です。

 

新潟県の最低賃金には満たないものの、

「準・大人」として見ているのでこの給与。

(計算が簡単だから・・・なんですがw)

 

ですが、

 

「怠けてダラダラして時間稼ぎして

お金を沢山くれとか言いそうじゃん?」

 

と心配にもなりますよね。

ですが、コレも心配ゼロでした。

理由は一番最後に説明します。

 

 

私はアルバイト制を導入するにあたり、

雇用する側として以下のような条件を出しました。

 

========================

・大人クオリティであること

(私がやることと同等レベル)

========================

※写真はうちの子ではありません。

 

夜、仕事でいなかったり、

急ぎの仕事がある際に、

どうしてもお願いせざるを得ない時があります。

 

私の代わりに、

仕事をしてもらうわけです。

 

お金を払う側として、

私クオリティが最低ラインです。

 

 

「大人扱いアルバイト制」

にしたのには理由がありました。

 

 

恥ずかしながら・・・

私は過去に「子供のおこづかい」で

こんな失敗をしています。

 

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①おこづかい制で大失敗

=============================

他の家庭のように

「月●円」をおこづかいにしたところ、

貯めるどころか、すぐに使ってしまう兄妹でした。

 

<敗因検証>

「お金は貰えるもの」と思わせてしまった。

 

私が

「汗水たらして働いたんだから大事にしてよ!」

と言っても、まさに暖簾に腕押し、糠に釘…。

 

子供は「働いたことがない」から「苦労はわからない」

 

==============================

②一回●円(低給与)のアルバイト、

クオリティも自信も低くしてしまった。

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働いたことないから、わからない。

はい、ごもっとも!

 

というわけで、

1回●円(10円とか100円とか。)でアルバイト制。

しかし・・・

 

「10円じゃ…うまい棒も買えないよ…。(´・ω・`)」

 

・・・コレも、ごもっとも。

 

むしろ、

「自分たちのアルバイトってその程度なのね。」

自信喪失につながってしまった。

さらにはやる気が削がれ、クオリティが低くなった。

(大人でも一緒ですよね。)

 

 

こんなことがあり、

「大人扱いアルバイト制」となりました。

 

 

結果、どうなったか?

 

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結果①

お手伝いを探すようになった

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欲に素直な子供たちは、

「私が困っていないかどうか?」

積極的に探すようになりました。(笑)

 

お金欲しさ、半分。

困ってたら助ける気持ち、半分。

 

といったところでしょうか(笑)

 

======================

結果②

お手伝いのクオリティが高い

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大人扱いで仕事をお願いするので

私以上のクオリティの時も。

 

「+α」をしておくと

私がめっちゃ喜ぶので

感謝される気持ちよさを

本人たちなりに感じているらしい。

 

大人だという自覚を持って仕事してます。

 

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結果③

お金を大事にするようになった

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「本当に欲しいものは何か?」

「どっちを優先して買うのか?」

 

すぐ使う、から、考えて使うへ。

 

実際に体を動かして稼ぐお金は

愛おしくなるようです(笑)

 

時間・収入両面から

達成感もあるみたいです。

 

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結果④

子供に自信がついた

=====================

「お金大好き♡」と言っている2人。

 

ですが、

「お金を稼げる自分が大好き♡」

という自信のように見えます。

 

頼られること、

頼られた以上のことをした自分、

信頼されていることの実感、

 

本人たちなりに自信をつけてます。

 

 

さて、先述で

 

「怠けてダラダラして時間稼ぎして

お金を沢山くれとか言いそうじゃん?」

 

というご意見をお持ちのあなた。

 

「時間稼ぎしてお金をふくらます」

 

なんてことは子供はしませんよ?

 

大人より、心がきれいですからね?

確かにズル賢さもありますけど(笑)、

そこは信頼関係だと思います。

 

 

労働に見合ったお金をもらう、

人間として信頼されている、

 

 

あなたなら、裏切れますか?

そんなことしたら、アルバイトできなくなります。

クビです。

 

稼ぐ方法がなくなってしまうことを

子供は自分からしてきません。

 

仕事を怠けよう・・・というのは

仕事を怠けたことがある大人しか考え付きませんよw

 

 

私も最初、アルバイト代は考えました。

妥当な線はどこだろう?と。

 

 

私の代わりに動いてもらう。

つまり、「困ってることを引き受けてもらう」わけです。

 

仕事って、人の役に立てた時に

代価として「お金」をもらいます。

 

ならば・・・

 

 

仕事を依頼するのだから、

大人と同じじゃなきゃおかしいな。

 

 

そう思って、

自分の県の賃金を参考にして算出しました。

 

 

最後に再度書いておきますが、

勘違いしないでくださいね。

 

 

うちは、お手伝いもしてくれています。

 

 

大変助かっているので、仕事がはかどります。

 

各家庭での考え、

お金の価値観もあると思うので

こういう家もある・・・という一例として

留めて頂けたらと思います。

 

 

学校ではお金を動かす勉強がないので、

お金とは?が語れるのって

最初は「親」からだと思います。

 

 

今の大人の

「ただでくれくれ病」

「ただで教えてちょうだい病」。

 

子供たちに感染させないでくださいね。

 

与えてこそ、

ありがたく受け取れるようになるし、

受け取ることを覚えないと、

与えることだってできないんだからさ。

 

 

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個性心理學・認定講師もしています。

20年以上にわたり相談業に携わってきました。

人事・育成・教育現場・親子関係など幅広く応用をお伝えします。

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