「なべまきさん、天職ですね。」

 

 

今の仕事になってから

そういわれることも多くなりました。

 

今でこそ

「天職かもしれない」

と感じることはあります。

 

でもその一方で

「今の仕事も通過点かもしれない」

こんな風に冷静にとらえています。

 

 

自分が仕事を起こしてから

ネイリストを仕事にしてた時は

ネイリストが天職かも⁉と。

 

占い師に戻った時には

やっぱりこっちが天職かも⁉と。

 

何が天職か?と聞かれても

その時、人の役に立てている仕事をしている時は

「これが天職だ。」と思って過ごしていました。

 

 

占い師をやっている時、

最初から

「私の天職って何ですか?」

と聞いてくる人も時折いました。

 

 

適性…なら助言しやすいのですが、

「天職」かどうかは

人生が終わったときにしかわからないだろうと

感じていました。

 

 

そもそも、

一発で「天職」を引き当てようなんて

3億円をたった一枚の宝くじで

当てるくらい難しいはずなんです。

 

 

天職でなければ

就職活動なんてしないという考えなら

仕事自体をバカにしすぎています。

 

天職じゃないなら

いくら好きなことでも成功しないし

やらないほうがマシだ!という考えなら

趣味すら持たないほうがいいでしょう。

 

今の仕事の中で

楽しみの一つも見いだせないなら

永遠に天職になんてありつけるはずがない。

 

 

どんな仕事の中でも

楽しみの一つでも見つかりだしたら

 

 

「アレ?アレ?もしかして…これ・・・!」

 

 

そんな風に勘違いしだして

いつのまにか転職のつもりで

働いてるものだと思うんだ。

 

 

始める前から

「これは自分の天職だと思うんです!」

そう思うならさっさとやればいい。

 

 

天職なんて、

どうやったって結果論でしかない。

 

 

ふと振り返るときに

「あぁ、天職だったのかもしれないな。」

って思うくらいが「天職」でいいんじゃないかな。

 

 

天職は

そんなに特別なモノじゃない。

 

カリスマ性があるものもあれば、

誰の目にもつかないものだってあるだろう。

 

自分以外の誰かが

「それがあなたの天職よ!」

と決めるのも変な話だ。

 

 

天職じゃない気がして

今の仕事が楽しくない?

 

 

仕事が面白くない言い訳を

「天職かどうか」で話さないでほしい。

 

天職が、

最初から面白い仕事だとは限らない。

 

仮に神様がいたとして

「それがお前の天職じゃ!」

といっても、

 

「えー、カンベンしてよ、くそつまんない!」

 

って突っぱね返すよ、そんな人は。

 

 

自分が特別な何かでありたい願望。

そんなものは天職の前に「邪魔」になるものでしかない。

 

 

そんなこと気にしているくらいなら

今の仕事の中で1つ、楽しいと思えることを見つけたほうがいい。

 

その方が、

よっぽど天職への近道になるはずだから。