思いグセについて

思いグセについて

思いグセについて質問が来たので、わかる範囲でお答えさせてもらいます。

RingはNPLをやったわけでも、特別な資格を取得してきたわけでもありません。

この「思いぐせ」についてはあくまで自分の感覚と経験からお話をさせていただきます。

私はいつも●●なパターンの恋愛になっちゃうんです。

恋愛でなくても、お仕事などでもこういう「だからいつもこうなっちゃう」ということが誰しもあるかと思います。

いわば、失敗しやすい癖

と思われるもの。

俗に言う「ジンクス」というのは誰がつくるかというと、たいていの場合「自分」が勝手に作ります。

これは「失敗」という経験から作ってしまうものと思っています。

失敗した時を振り返ると「共通」」して「こういうことがあった」。

共通項のキーワード的なもの。

思いグセは、ほんならどうやったら治るんですかい？

ということになるんですが、これは治すとかそういった問題でもないかもしれません。

以前どっかのに日記で「治る！」と書いたかもしれませんが。

思いグセが過去の失敗の経験が生んだものなら、

過去と今は違うってことを把握するだけでいいと思います。

例えば、「いつも好きになる人は、私の親友を好きになってしまう」なんてパターン。

もし今回もそうなら、

このパターンに結びつけてしまってる自分がいるかもしれない。

もしかしたら、自分の親友を好きなんだ・・・って察知した時に興味を惹かれて、自分が相手を好きになっているかもしれない。

もしかしたら、好きになった自分が素直になれなくて、親友に協力させて彼に近づけた結果、彼が親友に興味を持ってしまったのかもしれない。

見たところ、

彼は親友がすき

という

「いつも好きになる人は、私の親友を好きになってしまう」パターンではあるけれど、

経緯もちがえば、前回との恋愛の相手とも違う。

原因の所在も違う。

過去から学びきれないから同じパターン？

と解釈するとき、それもあるかもしれないけど、

過去を反省してるだけでは未来は作れません。

過去を学ぶことは２の次です。

まずは

目の前の現象を、ありのままに捉えること。

ありのままに捉えないと、この思いグセからは抜けられません。

・彼はあの時のAくんとはちがう

・今の親友とあのときの親友は違う

・あの時の私と、今の私は違う

目の前の現実は、過去とは違うんです。

「いつも・・・」

と言い切ってしまいがちなほど、実は現実の問題の本質から目をそらしてる可能性が高い。

過去の恋愛が「失敗」だなんて思わなくていい。

過去の恋愛は、自分に欠かせない大事な経験です。

頑張ってみたけど、うまくいかなかった。

うまくいかないことは「失敗」でも「恥ずかしいこと」でもありません。

うまくいかない「経験」をしただけです。

ほかの人より、うまくいくために一歩近づいただけです。

その経験を積んで、新しい恋愛に望むとき、目の前の恋愛と昔の恋愛は違うことに気がつくと思います。

思いグセ

っていう自分で決めたルールは、自分でしか敗れません。

いつも好きな人がが親友を好きになって困る

原因はそこですか？

そういうシチュエーションになるまでに、見落としている点がありませんか？

「また」

は、ありません。

もし学ぶべきことがあるとすれば、

好きな人が親友を好きになってしまうパターン

ではなく、

今回の恋愛で自分がどう臨むか

をしっかし決めることだと思います。

彼の気持ちを探ることに一生懸命になってしまう気持ちもわかるけれど、

まず、自分が彼とどうなりたいのかをイメージできないと、恋愛は発生しませんよ。

恋愛の当事者は、相手以前に、まずは自分であることを忘れずに。

そして、今回の恋愛と過去の恋愛は全く別だということを、忘れずに。