こんにちわ。

ブログがいきなり昨日1600ヒットしてびっくりしている囚人です。


今朝、めざましテレビを見ていたら・・・



関東・首都圏の皆さま、



お子様に2つも3つも習い事させてるって本当ですか!?

囚人の知り合いにも確かにいますが・・・

これが決して当たり前っていう環境ではないものですから。


英語に、水泳、ダンス教室・・・


うちはねぇ、

ダンナ様はそのうち学習塾へ・・・ってのは頭にあるらしいのですが、

ワタシは塾には行かなくてもいい派なんで、まったく頭に無いのです。



「色々習わせて早く向いていることを見つけてあげたい。」

「早く本人が好きなことを見つけてあげたい。」



その母心も素晴らしいと思います。

お金がある方はソレも一つの手ですので子供がパンクしない程度に存分に習わせてあげて欲しいと思います。


じゃぁ囚人はどうやって子供の好きなことを見つけるの?



囚人は小さいとき、ピアノも習いたかったし、習字も剣道もやってみたかった。

でも親は「そろばん」のみしか許してくれなかったんです。

実際問題、ピアノは高額でしたし、弾けなくても将来的には問題ないし。

習字もヘタクソでも子供の習字展なら銅賞とか銀賞取れてたから、ワタシのコンプレックスとは関係なく親は問視してなかったんでしょう。

剣道は女の子に必要ないと言われ・・・

友達が通う学習塾も、「別にバカじゃないから行かなくていい。」と。


そろばんは・・・算数のトレーニングだといえば・・・まぁアリなのかもだけど、

今や役には立たず。



自分がやりたいこと・習いたいことをさせてもらえなかったから子供にもさせないのか?



といえば、違うんです。

むしろその逆です。


ピアノは独学である程度弾けるようになりました。

別にピアニストになりたいとかは思ったことは無いし。

トロンボーンまで吹けるようになったわけだから、自分のやりたいこと勝手にクリア。

ピアノはムリだったけど、父親がオルガンを貰ってきてくれたし、キーボードも買ってもらえた。

音大受験は結局辞めたけど、トロンボーンだって買ってもらえた。

今となっては親的には出来る範囲で応援していてくれたんだなぁと・・・。


剣道も習わずに終わりましたが、反動でキックボクシングを大人になってやってますし。


勉強も・・・ある程度の成績は学校の勉強だけで取れていたので、学習塾も必要なくて済んだし。



若いときはね、


「何で親は片っ端からやりたいことをさせてくれないんだ!パンチ!


って思ってました。

でも、「本気度」なんですよね。


子供がどうしたら自分のやりたいことができるだろうか?

って意欲を膨らませて行動するか否か。



親に気持ちをぶつけることも一つの行動だし、

自分で友達から習ってみたりするのも行動。


自分の子供に掛けるお金を「ムダ」だと思う親なんていないと思います。


だけど、

親のエゴで詰め込み教育をするのはどうかって思うんです。

子供本人が「してみたい」って思うことなら極力応援してあげたいけれど。



いろんなその類の教育系に関するテレビ番組を見ていて、

疲れきった子供を見てニコニコしているお母さんがいると・・・


「それで子供は喜んでいるのか?」


って思うときがあります。

自分の子供を一種のエリートブランドに育てたいのか?って。

その子はもう存在自体が十分「ブランド」なんですけど・・・って。



子供のやりたいことや夢をちゃんと知っているのかな?って。



近所の方で、「ブランド」に育ち損ねた人が飛び降りちゃったってことがありました。

そのときに子供の価値が分かったって遅いんですけどね。



ワタシは子供の近くにいて、

子供の好きな遊びや、得意なこと、

「これできるんだよ!」

って本人が自慢したくなることを沢山見つけてあげたい。


ダンゴ虫やトカゲを手にとって触らせたり、メダカの飼育をしたり、

周りには「早い!」って言われながらハサミ・包丁・ピーラーなど持たせたり。

一緒にホットケーキ作ったり。


ある程度は一緒に過ごす時間の中で子供の

好きなもの

得意なもの

やりたいこと

は見つけられると思います。


そしたら、それをいかに伸ばしてやるか。


親として足りないものは、その道のプロにお願いする日が来るでしょうけど、

ワタシはステータス重視の肩書きブランドより、

「愛情たっぷりで育ちました」っていう肩書きブランドの人間に育って欲しいと思っています。

もちろん、一緒にやることが多い分、ケンカも多いんですけどね(笑)。

あと、ケガも多いですけど(^^;)



これはあくまで囚人の教育方針ですので、アンチ塾ってことではないですよ!

子ども自身が見つけていけたら、言うことがない!

ってことなんです。



子供は自然な生き物ですから、自然に


好きなこと

得意なこと

やっていてしあわせを感じること


をやっています。大人のような計算なんてしないから。

下手な計算を覚えると、囚人の様に、自分のやりたいことを見つけるのに30年かかるわけです(笑)。


子供の「好き」が見つけられないならそれはコミュニケーション不足なんだと思います。

どんどん可愛がって、どんどん親VS子供でケンカすりゃいいのです。



今のところ王子は

アンパンパン・時計を作る人(ぜんまいが好き)になりたいそうです。

そして、積み木・ブロック・紙を切って色んなものを作る・お絵かきが大好き&得意です。


姫に関しては・・・美に目覚めているらしく、ネイルケア道具で技術を見事にマネしています。

化粧もそうだし。あと、結構ファイター要素アリ。

雑貨屋さんにあったハロウィンパンプキンにリズム感の良い見事なキック&パンチ食らわしていました。

さすが、ワタシの子・・・。



エリート社会と呼ばれるところで暮らしている人が読んだら実に可笑しな考え方でしょう。

だけど、世の中、いろんな人がいろんな役目を担っています。

そして今後は子供たちが未来を担っていきます。

未来の社長は、未来の下っ端社員がいなければ会社は運営できません。

未来の石油王は、未来の採掘現場員がいなければなることはできません。



お金だけが人間を育てるわけでもなく、

勉学だけが将来をを決めるわけでもなく、

人情だけが世渡りのコツというわけでもなく。



子供にはそこをバランスよく心得て育っていただければいいと思っています。



というわけで本日はテキトー子育て囚人の教育論でした。



本日の名言


家庭は一番重要な学習塾。

最高の課外授業の場。


ばい囚人