土曜日の朝、教育テレビを子供と見ておりました。

聞きなれない音でテレビに目を向けると、


「緊急地震速報???」


なんか、こんなのがあるとは聞いていたけど・・・


岩手・宮城・秋田・山形


確か強い地震が来る時に出る速報だったような・・・・?

しばらく続けて見ていると、


青森・新潟


うわ、追加されとる!?

とりあえず、子供二人を小脇に抱えてテレビを眺めておりました。

グラーングラーングラーン・・・


王子:「これはじしん?ひなんくんれん?」

囚人:「あ、王子は保育園で避難訓練したのね?」

王子:「うん。ほんとのじしん?」


意外にも子供のほうが冷静^^;。

怖いということより、

「地震がきたら訓練のようにやらないといけない。」

と素直に思っているみたい。

外に出たら東北方面にむかうヘリが飛んでいきました。


テレビはその後ご存知の通り、特別番組に切り替わりました。

そしたら・・・


中越大震災を思い出すかのような、寸断された道路や土砂崩れ。

生き埋めになってる人もいるっていう情報。

孤立した集落。


ゆうた君がレスキューに救助されるまでのニュースもまだ鮮明に思い出されるのに、またも同じようなケースになるのか?

と思うと涙汗が込み上げてきてしまいました。


保育園でも怪我をしたお子様がいるそうで、親御さんも気が気でなかったと思います。


今のところ、不思議なことに大きいこのクラスの地震は新潟をはじめ、

首都圏からだいぶ離れたところでおきています。

ですが、これが首都圏で起きたら・・・こんなもんじゃ済まないでしょうね。


あの震度6を経験しているワタシとしては・・・

震度6って想像を絶する恐怖。

震度5でさえ相当怖いって言うのに・・・。



新潟からも岩手・宮城に人材を送り込んでるみたいです。

2004年の大震災、去年の沖地震の経験を生かして出発された方には頑張って欲しいです。

そして、

新潟を含む北陸・東北や、九州の灘地区など、

田舎のほうでは震災を経験している人が多いので、人間同士やかく自治体同士の連携が出来てきています。

ワタシも周りに誰が住んでいるのかとか

近所の小さい子供がいる世帯とか、

地震を経験してから周りに注意が向くようになりました。

いざとなったら、助け合う仲間になる人たちですから。



これが首都圏なら???



隣に誰が住んでるかさえ分からないなんて、すごく怖いこと。

関東の震災、東南海地震など危惧されていますが、まだまだ他人事だと感じている人も多いはず。

現実にこれだけの規模の地震がここ数年で多発しているんです。

被害が少なくて住むのは「田舎」だからです。



ワタシもこういう記事を書きつつ、また家の中の防災道具や車の中の非難道具のチェックをしようと思っています。



備えあって憂いなし。

自分だけ助かればいい!ってことじゃありません。

大事な人を助けるためにはまず、

「自分が生きなければ!」

ということです。



どうか被害が大きくなりませんように。

犠牲者が増えませんように。

悲しい思いの人が増えませんように。

世の中のみんなが祈ってくれますように。



本日の名言


ここは地震列島です。

この国に住んでいる以上、地震と上手に付き合うしかありません。


ばい囚人