先日、旦那様とバレンタインの話になりました。



「中学、高校のとき、バレンタインてウキウキしてた?」


「いやぁー、縁がなかった。小学校がピークだったし。」


「高校の時の彼女から貰わなかったの?」


「バレンタインには別れてた(笑)。」



なんとなく、バレンタインにはあまり縁がなかった囚人夫妻。

若かりし頃、旦那様も遠距離恋愛してたり、昔の仕事(航空自衛隊)が特殊だったせいか彼女がいてもバレンタインはあまり無縁。

囚人も・・・バレンタインには彼氏がいたことありません(笑)。

いても遠距離だったり、都合がつかなかったり。

ただ、学生時代など片思いの人にチョコを渡したりするのはフラれても楽しかったです。

(一年に一度、思いを伝えてスッキリするためのイベントだった。結果はあまり気にしない。)



だけど、

一度だけ、

渡せなかった思い出があります。

好きだったのに、唯一渡せなかった人。



何回か以前のブログに出てきてるんですが、高校時代の2歳年下のO君。

部活の後輩で、それ以降8年プラトニックを貫かされた、唯一キスすら許されずお手つきができなかった相手です(苦笑)。



久しぶりにそんな酸っぱい思い出がふと・・・。



卒業年次になると、年明け2月には3年生は登校しません。

受験などの準備期間になるのでね。

それでもへそ曲がりな彼となんとか連絡を取って約束をこじつけました。

「駅裏で待ってるから。来なくても待ってるから。」

って。


結局待った挙句、彼は来ませんでした。(T_T)


それでもくじけず8年口説き続けたわけですが(笑)。

多分、この出来事が、彼とワタシの縁の分かれ道だった気がします。



数年後、後輩から聞いた話です。



O君は、部活中、ずっと落ち着きがなかったそうです。

部活終了後も部室に珍しく残っていたそう。

後輩はワタシが駅に来ていることを知っていて、ワタシが部活にも顔を出すものだと勘違いしていたそうで・・・


「今日、囚人先輩が来るみたいだよ!」


って彼のいる部室で言ったそうです。


「囚人先輩を待ってたんですよ!何であの時、来なかったんですか!」


「後輩ちゃん、ワタシ、学校に行くとは言ってない・・・・・・( ̄Д ̄;;」


「えぇ!!!!∑ヾ( ̄0 ̄;ノ」





・・・(ノ´▽`)ノ ⌒(呪)



「ゴメンナサイ先輩!私のせい!?」


「あ・・・いや・・・過ぎたことだから気にせんといて・・・。」



数年後の衝撃の事実!


もちろん後輩はワタシのために彼を足止めしてあげようと思って良かれと思って言ったこと。

責めることはできませんよ^^;。



これが、





なんでしょうね。

自分ではどうにもできない運命の輪。

自由意志が宇宙に存在し、自由選択で人生を決めていけるのですが、違っている時には宇宙意思から「修正」されるんです。

例えそれがその時に望まない結果だとしても。(涙)



彼を8年後吹っ切った途端、ダンナ様と出会ったので、

ダンナ様と出会って第2の人生へ進むための、O君はチケットだったのかもしれません。



唯一人生でチョコレートを渡しそびれた男。



今頃、日本のどっかでシアワセに過ごしていて欲しいな。

彼女か奥さんと、スイートな生活を送っていて欲しいな。

で、どっかの片隅でたまに思い出してくれたなら、出会って良かったって思う。

ダンナ様に出会わせてくれた素敵な男。



ワタシのに、シアワセでありますように(笑)。




本日の名言


今でも好きか?そりゃ好きです。

でもそれは「その時の自分も好き」だからです。

どんな結果でも、後にその頃の自分が好きなら、

恋した相手は素晴らしく素敵な相手だったんですよ。


ばい囚人