人生には本気で愛してしまう人が2人現れる。
と聞いたことがある。
ワタシはすでに結婚前にその一人に出会ってる。
高校3年の頃から今のダンナ様に出会うまでの8年間、ひたすら片思いしてた男。
人生30年にて、
唯一、ワタシが手を出せなかった男!
( ̄* ̄ )
大好きで仕方ないくせに、どうでもいいほかの男ばかり付き合って、結局彼のことは追えなかった。
これを「それは本気じゃないからだ!」という人もいるのだけど、
手を出したが最後。
いつか終わる日が来る。
その日が来ることが怖かった。
その日が来るくらいなら、つかず離れずで一生をこの人ありきで過ごしたかった。
手に取るようにワタシの気持ちがわかる人。
電話の第一声で、
『今日はへこんでるねぇ』
『なに、浮かれてんの?』
全てお見通し。
ワタシの心を手のひらの上で見ているかのような。
何も言わなくてもいい、何も聞かなくてもいい・・・
世の中にこんなに気持ちが伝わる人っているんだなぁって思ってた。
でも結局追うどころか、今は無縁o(_ _*)o
あえて無縁・・・てとこかな、正確には。
お互い気持ちも知ってたけど、こればっかりはタイミングで、運悪くすれ違いの連続。
そんなこんなでダンナ様との結婚が決まり、報告したとたん彼からはプッツリ・・・。
わかってたんだけどね。こうなること。
『結婚決めたんだから、もうキョロキョロすんなよ』
と彼は思ってる。
それが分かってるからワタシももう連絡はしない。
キライで離れてるわけではないからこそ、プッツリになるべきだった。
これで良かったんだと思ってる。
どっちにしても終わる日は来ちゃったわけだけど。
月日は過ぎ、ダンナ様と結婚して2年目の結婚記念日旅行IN山形。
とある道の駅・・・・・・。
駐車場に長岡ナンバーの車。
気づいたのはダンナ様。
目の前を過ぎ去ってくワゴン。
ダンナ様:『・・・あれ、○○ってやつじゃねぇのか?』
(初デートの時に過去をいろいろ話して写真も一度見たことあって知ってる。)
( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚
な、
な、
なんで山形おんねん!
お前、東京じゃろがー!?
ダンナ様:『追う?』
いや、ダンナ様、追うということの意味わかんねー・・・。
でも後で考えてみたら、
一度写真を見たくらいでその一瞬に気づくのか?ダンナ様。
もしや、道の駅内で発見していたのではないのか?
と、聞きたくても聞けなかったけど。
シンクロしすぎる男とはうまくいくわけないよね。
分かりすぎたら、分かり合うっていう恋愛の醍醐味がないわけだし。
ダンナ様と喧嘩するたび、
「あいつなら、こんなこと言わなくてもわかってくれるのに!」
って思うけど。
男と女って、喧嘩したりそんなこんなの繰り返しで人生かけて理解しあうもんだろうから、喧嘩してるうちが華なのかもだけどね。
でも、
どうせ彼と結ばれない運命なら・・・・°・(ノД`)・°・
食っときゃよかった!
(唯一心残り・・・。)