私はかつて、ミューハーフと間違えられたことがある

それは1度や2度じゃない

 

私の友達に男性として生まれ、男性を愛する人がいる

私は、自分がニューハーフに間違われることを

20代の頃は受け入れることが出来なかった。

しかし30代になって、その男性として生まれ男性を愛する人と

友達になって、その人の店に出入りするようになったら

そのことを受け入れられるようになった。

 

いわゆる、その人の店は、ゲイバーと呼ばれる店で

当時は、渋谷に店をかまえていた。

 

私も当時は家が近かったので、その店に一人で飲みに行くことがあった。

そこに来るお客さんと話したりするので、一人で来るお客は多かった。

ただ、その店のお客さんたちの多くは、いわゆる性的マイノリティだった。

私と、深夜0時前に来るお客だけが、戸籍通りに生きていたのだ。

 

だけど、誰も私を戸籍通りに生きているとは思っていなかった。

どこかの店のニューハーフだと思って、話しかけてきていた。

私は、そのノリに合わせるしかなくて、いろんな人と話しているうちに

自分が男なのか女なのか、分からなくなってきた。

 

そのうち、「そんなこと、どうだっていいじゃん。男とか女とか・・・人間だもん」

って思えてきたのだ。

つまり、自分がニューハーフに間違われることに抵抗を感じるのは

差別だったと気付き、その日から、ニューハーフと言われても嫌じゃなくなった。

もう10年以上も前の話で、性的マイノリティという言葉もなかった頃だけど・・・

 

だから、戸籍通りに生きてなくても、男性同士の結婚も女性同士の結婚も

あたしは、賛成だ。性的マイノリティが生きにくい世の中は、アメリカの

人種差別と同じ状況だ。性の別は、子孫のための肉体的なことに過ぎない

そもそも、同じ人間だということを忘れてはいけない。

 

性的マイノリティという言葉さえも、いらない